
雅楽を出発点にジャンルを超越した音楽活動を展開する東儀秀樹さんは、多彩な趣味を持ち、日々の生活を楽しむ達人。住宅設備への関心も高く、自らパーツを取り寄せて修理してしまうほどです。ご自宅は建築から10年余が経過し、そろそろリフォームも考えているそう。そんな東儀さんが、初めて「LIXILショールーム東京」を訪れました。
受付でショールームの概要をレクチャーされて、いざショールーム探検に!
キッチン、玄関や窓、エクステリア、浴室、洗面化粧室、トイレ……。さらには、内外装に使うタイルやサイティング等の建材まで幅広く充実。また、断熱性能を高めた最新住宅の快適さを「体験」できる「住まいStudio」など、先進的な施設も内部に設けられています。
国内外のさまざまなコンサートやイベントに出演し、多忙な東儀秀樹さんが自宅を新築したのは今から10年ほど前。その際、こうしたショールームで最新の住宅設備機器を見て選ぶ時間がないままに、自宅を建てたといいます。
「あの時、こうしたショールームを観ておけば良かった。つくづくそう思います。家はどんなところよりもくつろげる大切な場所。住宅設備は毎日お世話になるものだし、簡単に交換もできない。今の家に大きな不満があるわけではないのですが、自分の目で見て、触れて、納得して選んでいたら、もっと満足できたし、快適だったでしょうね」
新築ばかりでなく、リフォームの参考にショールームを訪れる人も多いそうです。
確かにここを訪れるだけで、最新の住宅設備機器のトレンドや機能がわかります。家づくりに興味がある人なら、眺めているだけで楽しくなります。
「今の家を建ててから10年あまり。そろそろリフォームを考えてもいい時期なので、ふだんは見る機会のない最新の住設機器の実物をしっかり拝見して参考にしたいと思います」と東儀さん。
カウンターで受付を終えた東儀さん。そのショールーム探検は「キッチン」のコーナーから始まりました。
まずはキッチンの探検を始める東儀さん。
料理も趣味のひとつで、自宅に居るときは家族のために料理をするという東儀さん。海外公演で海外のキッチンを見る機会も多く、それだけに興味津々です。
LIXILでは素材から収納方法まで、使いやすさと美しさを追求したさまざまなタイプのシステムキッチンを揃えています。ショールームでは、その実物に触れることができます。
東儀さんが真っ先に足を止めたのは、「料理を楽しむキッチン」として開発された最新のシステムキッチン「リシェル SI」。
「見栄えだけを考えると、オーストリアやドイツのシステムキッチンなのでしょうが、LIXILのシステムキッチンは日本の住宅や食の事情を熟知した人が、徹底的に考えて作っているのでしょうね。美しく機能的。ひと目見ただけでも、そのことがわかります」
最新のシステムキッチン「リシェル SI」で足が止まった東儀さん。セラミックトップの滑らかさに感心。
次回は東儀さんと一緒に、この最新のシステムキッチンを「探検」してみましょう。
どこにあるかな?!東儀秀樹さんのサイン色紙展示中です。
東儀秀樹さんのサイン色紙をショールーム東京で展示中です。記事に登場した、東儀秀樹さんが気になる商品など自由にご覧いただけます。ぜひ、お気軽にLIXIL ショールーム東京にお越しいただき、体感してみてくださいね。
雅楽師
1959年、奈良時代から今日まで1300年間雅楽を世襲してきた楽家に生まれる。高校卒業後、宮内庁楽部に入り、篳篥(ひちりき)を主に、琵琶、太鼓類、歌、舞、チェロを担当。宮中儀式や皇居において行われる雅楽演奏会などに出演するほか、海外での公演にも参加、日本の伝統文化の紹介と国際親善に勤める。2019 年 8月、オリジナル作品や雅楽の古典曲を現代風にアレンジした作品、また、昨年世界中で人気が再燃した QUEENのカバー曲など東儀秀樹さんの世界観と魅力を存分に楽しめるアルバム「ヒチリキ・ラプソディ」をリリースするなど、幅広い音楽活動を行う。また、俳優として活動に加え、乗馬、クラシックカーレース参戦、陶芸、ギター、イラスト、写真、マジックなど、幅広い趣味人としても知られている。著書に『すべてを否定しない生き方』『雅楽:僕の好奇心』『東儀家の子育て 才能があふれ出す35の理由』など。皇學館大學特別招聘教授、上野音大、名古屋音大、池坊短大、大正大学、國學院大の客員教授を務める。
文◎渋谷康人 撮影◎村越将浩
LIXILショールーム東京