東儀さんが注目したのは
スマートロックシステム
玄関は「家の顔」であり、ドアはその主役です。家がどんな「顔」になるかは、どんな玄関ドアを選ぶかで決まるといっていいでしょう。
LIXILでは新築向けからリフォーム向けまで、さまざまなグレード、多彩なデザインの玄関ドアをラインアップしています。LIXILショールーム東京には、その多くが展示され、目で見て、手で触れて確認することができます。
ドアの展示エリアで、東儀さんがまず目を留めたのが、防火タイプもある「玄関ドアDA」です。最新の玄関ロックシステム「FamiLock(ファミロック)」を採用、安全に使用でき施錠・開錠が容易で、防犯対策が行き届いており「子どもに優しい」ことから、2019年度のキッズデザイン賞も受賞しています。
このFamiLockは、スマートフォンに専用アプリをインストールすれば、Bluetoothでドアとスマートフォンがつながり、スマートフォンがドアの鍵になるというもの。いつ施錠、解錠が行われたかもアプリで確認できます。
それだけではありません。
解錠・施錠ボタンのついたリモコンキー、ドアハンドルにかざすだけで解錠・施錠ができるカードキー、そして従来通り鍵を鍵穴に差し込んで回すことで解錠・施錠する手動キーと、家族一人ひとりが、使いやすい鍵を自由に選べるのが特長です。
「なるほど、ひとつの玄関ドアでもこんなに鍵のタイプが選べるとは」と東儀さん。
「小さな子どもには、リモコンキーやカードキーより普通の鍵の方がいいでしょうね」
「通信機能を備え、ワイヤレスで開閉できる玄関ドア」というと、ハッキングでもされて第三者に解錠されるのでは、と心配になるかもしれませんが、FamiLockはインターネットにはつながらない構造なので、その心配はまったくありません。
玄関ドアDA・玄関ドアDA防火戸
スマートフォン、リモコン、カードキー、手動キー。
一人ひとりが「わたしのカギ」を選べば、「みんなのドア」はもっと心地よくなれる。家族をつなぐ、玄関ドアです。詳しくはこちら
採光、採風、断熱性、防犯性など
基本機能も最先端
スマートなデザインのバーハンドル。FamiLock用のボタンやリーダーを内蔵するタイプもあり、シリンダーがカバーに覆われているため、ピッキング対策に効果的。
玄関ドアは熱が最も逃げやすい場所の一つ。
住まい全体に高い省エネ性能が求められているなか、玄関ドアの断熱性を高めれば、住宅のエネルギー効率を大きく改善できます。
これなら室内の快適な温度が逃げにくくなり、冬の足元の冷え込みを軽減できますし、暖房をしている部屋から玄関へ出たときにヒートショックを起こすリスクを減らすこともできます。
さらに、玄関は暗くなりがちですが、ドアの一部にガラスを使っているタイプなら、外の光を取り込めます。
また、ガラスの部分を開けると網戸になるタイプもあるので、これなら光ばかりでなく風も取り込めます。
「閉めたままでも、これなら風が通るし、網戸になっているから虫が入る心配もない。これはいいですね」と東儀さん。
防犯性についても、「ピッキング」などによる不正解錠がしにくい「2ロック」を採用。「こじ破り」や「サムターン回し」という泥棒の侵入手口をブロックする工夫もしっかり施されています。
木目の美しい凹凸を浮き立たせる伝統技法の「浮きづくり」を用いた玄関ドア。表面の色・艶も美しく際立たせるとともに、肌で触れたときの心地よさも魅力。
浮造り仕上げが特長の「グランデル2」のコーナーには、東儀さんは特に感銘を受けたようです。
「表面を触ってみても、天然木だとしか思えません。これが鋼板なんですか」と東儀さん。
「本当にここには、新しい発見がありますね」
次回はドアとともに、住宅の省エネ性能、快適さを大きく左右することで、改めてその性能やリフォームが注目されている窓についてご紹介します。
(第8回に続く)
リシェント玄関ドア3・リシェント玄関ドア3防火戸
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