「乗せるだけカーテンボックス」をご紹介します。
カーテンボックスを作るなんて無理無理!と思うかもしれませんが、装飾レールやブラインドをつけるよりはるかに簡単なんですよ。今あるカーテンレールに乗せるだけで、壁に穴を開けなくても大丈夫!ぜひチャレンジしてみてくださいね!
【準備する材料】
・木材(今回は軽めのファルカタ材を使用)
・ビス(φ3.5mm、長さは板の厚みの2/3程度)
・水性ペンキ
・はけ
・養生シート(レジャーシートや新聞紙)
・ドライバー
ファルカタ材は軽いためレールの上に乗せても安心。また柔らかいのでネジ止めもしやすいです。ネットショップやホームセンターでサイズカットしてくれます。
よくある賃貸住宅のカーテンは・・・
左:なんとも無機質なカーテンレールー機能レールは使い勝手は良いですが、カーテンを開けた時に目立ちますね。右:リネン素材のカーテンもどこか安っぽく見えてしまうー賃貸によくあるアルミの機能レール。リネン素材などの素敵なカーテンを吊るしてもレールがこれではやはり残念。
乗せるだけカーテンボックスの作り方
木材2枚をL型になるように固定します。
内側にL型金具を使うとより安定します。その後部屋のイメージに合う色の水性ペンキを塗を塗ります。
POINT
木材はカーテンレールより少しだけ長くすると、レールが全て隠れます。種類はなんでも良いですが、軽い方がレールに負担がかかりません。今回は、ファルカタ材を使用しました。近くにホームセンターがなくても、ネットショップ等でも木材をカットし、販売してくれるお店はたくさんありますよ。
木材とレールの固定方法レールの穴を利用して、ビスで止めるだけ。
機能レールならどこかに穴が空いているはずです。その穴をネジ穴にして、レールの下からビスを通し、レールと板を固定します。ビスの大きさがレールの中に入る程度の大きさにすればランナーとも干渉せずカーテンの開け閉めはスムーズです。ファルカタ材は柔らかいので手回しドライバーで止められます。2箇所ほど止めれば安定します。
完成!
ザ・賃貸の機能レールでしたが、好きな色で塗ったものを乗せるだけで部屋の印象が変わりますね。白にしたら壁と馴染んで部屋が広く見えますし、カーテンに合わせたカーテンボックスの色に変えてしまうというのもアリですね。
こんなメリットも!
ホコリ防止にもなるのも嬉しい!
以前、和室のカーテンレールを思い切って変えてみようかと思い、上を見てみたら、なんと真っ黒!なかなかレールの上まで掃除できていなですよね。「乗せるだけカーテンボックス」はレールのホコリ防止にもなりますよ。
家具を変えなくてもインテリアは変えられます。
海外やこだわりのインテリア雑誌などで素敵だなと思う部屋を、もう一度よく見てください。きっと建具にこだわりがあると思います。古い、新しい、モダン、和風などにかかわらず、扉や窓枠、床材に幅木など、建売住宅とはずいぶん違うと思います。そして、この差の積み重ねが全体の印象を大きく変えているのだと思います
我が家も築30年近い賃貸マンション。扉や床材、壁はお世辞にも素敵とは言えませ。これらを変えることは出来ませんが、できる方法はあります。次回も部屋をガラリと変えてくれるDIYをお届けいたしますので、どうぞお楽しみに!
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