白身魚の中華風刺身サラダ
お刺身はそのまま食べても、確かに美味しいのですが、少し物足りない気もします。
それは、味に変化がないからかもしれません。一切れ、二切れと食べ進めているうちに、飽きてしまうこともあるでしょう。
そんなときは、たっぷりの野菜を一緒に食べる、中華風のサラダ仕立てにしてみるのはいかがでしょうか。
ナッツや揚げたワンタンの皮の食感がアクセントになって、楽しく食べられます。
この料理には、白身がおすすめ。中国ではハタ類が喜ばれますが、タイ、ヒラメ、スズキ、イサキなど、魚屋さんで美味しそうな白身のお刺身を見つけたら、ぜひトライしてみてください!
【材料】
- 白身魚のお刺身
1パック - 大根
1/2本 - にんじん
1/2本 - セロリ
1/2本 - キュウリ
1本 - かいわれ
適量 - 松の実
適量 - 香菜(パクチーなど)
適量 - ワンタンの皮
適量
- 長ネギ
適量 - すりおろしショウガ
適量 - 紹興酒
大さじ2 - 醤油
大さじ2 - 砂糖またはみりん
小さじ1 - 黒酢
大さじ2 - ピーナッツオイル
大さじ2 - ※なければサラダ油にごま油を少し足す
<タレ>
【つくり方】
1:タレを和え、野菜を切り、ワンタンの皮を揚げる
まずは大根、にんじん、キュウリを千切りにします。スライサーの千切りー刃を使うと、簡単にきれいな千切りができます。
3分くらい氷水にさらしてパリッとさせ、水を切っておいてください。香菜はざく切りです。
お刺身のつまで大根がついてくれば、それを使ってもかまいません。その場合は、魚の臭いを取るために、30分くらい水にさらしておくと良いでしょう。
松の実はそのままでも大丈夫ですが、フライパンで軽く煎るか、オーブントースターで2分くらいローストすると香りが引き立ちます。
タレは材料を混ぜるだけです。
分量はあくまで目安なので、味を見ながら、もっと甘い方が良い、しょっぱい方が良い、など、自分の好みに合わせて調整してください。
黒酢は国産のものでも良いのですが、甘みとコクが強い中国・浙江省の黒酢が手に入れば、その方が本物っぽくなります。
ワンタンの皮は数枚を長細く切って、小さなフライパンに油を2〜3cmの深さに入れ、160℃くらいの低温で揚げます。
温度が高すぎるとすぐに焦げてしまうので、注意しましょう。パリッとなってきたら油からあげて、余熱で色がつきます。
2:食卓でタレをかけて和える
お皿に千切りの野菜を盛り付け、その上にお刺身を並べます。最後に、ワンタンの皮、松の実、かいわれ、香菜などをあしらいましょう。
食べる直前に、タレを回しかけ、よく混ぜます。
ビール、日本酒、白ワイン、紹興酒、いろんなお酒にも合いますし、もちろん、おかずとしても美味しく楽しめます。
魚と一緒に野菜がたっぷり食べられるのも、うれしい料理です。
オリーブオイルとライム、
唐辛子がポイントの「セビーチェ」
新鮮な魚を生で食べるのは、日本ばかりではありません。
南米の「セビーチェ」は、鮮魚をマリネにして食べる料理。地域によって、さまざまなつくり方がありますが、塩、ライムなどのかんきつ類を使って、サラダのように仕立てるのが特徴です。
今回は、甘エビをメインに白身魚のお刺身を加え、まったく違ったスタイルで楽しみましょう。
【材料】※分量はすべて“好きなだけ”!
- 甘エビ、イカのお刺身、白身魚のお刺身
- 紫タマネギ、パプリカ、パクチー、トマト 、イタリアンパセリ
- ライム、塩、チリパウダー、ニンニク、胡椒(あれば白胡椒)
[魚介類]
[野菜・ハーブ]
[調味料ほか]
【つくり方】
1:材料を切って、混ぜるだけ!
パプリカは、彩りを考えて赤と黄色を使いました。切り方は1〜1.5cm角のさいの目、もしくは細切りでもかまいません。
紫タマネギも同じ形に、トマトも角切りにしましょう。パクチーはざく切りにします。イタリアンパセリは茎が固いので、葉っぱだけをちぎって入れると良いでしょう。
甘エビは尻尾を取っておくと、食べやすいでしょう。
白身魚は、ヒラメでも鯛でも、好きなものを入れてください。魚屋さんで美味しそうなものがあれば、それを選ぶと良いでしょう。
材料をボウルに入れ、塩をひとつまみかふたつまみ、すりおろしたニンニクとチリパウダーをお好みの量入れて和えます。
チリパウダーは、一味唐辛子やカイエンペッパーなど、どんな唐辛子でも代用できます。辛さがそれぞれ違うので、自分の好みに合わせて量を加減してくださいね。
2:最後にライムをぎゅっと絞って!
全体的にざっくり混ぜたら、上からライムをたっぷり搾りましょう。ライムの青い香りとパクチーやイタリアンパセリが爽やかに香ります。アボカドを入れても美味しいですよ。
スパークリングワインとの相性は抜群。
お休みの日のブランチに、ちょっとお酒を添えて楽しむのがお勧めです。
次回は、ひと手間で料理上手に見える、和食レシピをお教えします。
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