キャンプをはじめとしたアウトドアがブームです。でも連休中、キャンプ場はもちろん、そこへ行くまでの道のりも大変混んでいて、くつろぎに行ったつもりがかえって疲れてしまうことも……。ご自宅で手軽に楽しめる「おうちアウトドア」なら、思い立ったら簡単に実現できます。
【アイデア９】
子どもは大喜び！ お庭キャンプ
お子さんがいらっしゃるご家庭なら、お庭やルーフバルコニーにテントを張って過ごしてみてはどうでしょう。子どもは自分だけの基地が大好き。そこでおままごとをしたり、段ボールで家具を作ったり……。テントという特別感のある空間が子どもの想像力をかきたててくれそうです。
土のお庭でテントが汚れてお手入れが大変という方は、お庭にウッドデッキやタイルデッキを設けてそこにテントを設置するのもおすすめです。
夜になったら、星空を眺めて星座を見つけてみたり、ランタンの明かりで食事をしたり、キャンプ場に行ったような気分で夜の時間を楽しんでみてください。子どもたちにとっても、よい思い出になると思います。お料理の準備もラクだし、お風呂にもすぐ入れて、お手軽にアウトドア気分を楽しみたい方にはピッタリです。
【アイデア10】
お庭を遊び場に
お子さんがいるご家庭でお庭スペースにも余裕があるといった場合は、お庭を遊び場にする計画を立ててみてはいかがでしょう？
暖かい日だったら子ども用のプールを設置して水鉄砲などで水遊びを楽しめるようにしたり、モルタル用などの大きめのケースに砂を入れて小さな砂場を作ってみたり、簡単に設置できるものだけでも、工夫しだいで子どもにとってワクワクする空間ができあがります。
また、少し手をかけるのであれば、ベルト状のラインの上を歩いたり飛んだりする綱渡りスポーツ「スラックラインキット」のキットを設置したり、ブランコやバスケットゴールを設置するといった方法も。きっと外遊びが大好きなお子さんには、喜んでもらえることでしょう。
【アイデア11】
ベランダで野菜やハーブを育てる
新鮮な野菜を食べられる、作物を育てる喜びを味わえるといったメリットがある家庭菜園の魅力にはまる人が増えています。野菜を育てるのに季節的にもちょうどいいゴールデンウイークに、家庭菜園をスタートしてみてはいかがでしょう。
自分で育てたものなので農薬などの心配をする必要もなく、安心・安全であることもメリット。自分が育てた野菜は美味しさも格別です。
ハーブならお料理に使えるだけでなく、ハーブティーでいただいたり、バスソルトやポプリに入れて香りを楽しんだり、その香りをいろいろな形で暮らしの中に取り入れられることも魅力。天然ハーブならではの爽やかな香りが気分をリフレッシュさせてくれます。
5月から育てる野菜やハーブの代表的なものとして、野菜だと、チンゲンサイ・セロリ・ルッコラなどの葉野菜、枝豆・オクラ・ニガウリなどの実野菜、サツマイモ・ショウガなどの根野菜などが挙げられます。
また、ハーブだと、カモミール、タイム、セージ。 コリアンダー（パクチー）などが、ちょうど種のまき時となります。
【アイデア12】
テラスで読書や音楽鑑賞
爽やかな季節の５月、テラスやバルコニーで読書や音楽鑑賞を楽しむのもよいですね。
新鮮な空気や移り変わる空の色、涼しい風など、五感を刺激する屋外だからこその心地よさが、趣味の時間をより豊かなものにしてくれます。お茶やお酒、おつまみなども用意して、バカンス気分で一人の時間を満喫しましょう。
ただ、ここで気になるのが日差し。屋根のあるテラスやバルコニーなら問題ないのですが、5月となると直射日光もきつく、夕方からならテラスやバルコニーで過ごせるけど日中は厳しいというお宅も多いのではないでしょうか？
そんなときにおすすめなのが、「LIXILスタイルシェード」。窓辺に美しく手軽に設置できて、日差しをしっかりカットしてくれます。
さらに使わないときは、サッシの上に収納できるので見た目的にもすっきり。邪魔になりません。
また、テラスやバルコニーの日差しを遮るだけでなく、室内への日差しもしっかり遮ってくれます。夏場、室内の温度が上昇する大きな原因は窓からの日差しですが、直射日光を遮ることで室内の温度が上がるのを防いでくれます。最近値上がりが気になる電気代の節約にもつながります。
ここまで全3回にわたって「おうちレジャー」についてご紹介しました。
ちょっとした工夫やアイデアで、おうち時間はもっと贅沢で充実したものになります。時間がたっぷりあるゴールデンウイーク、ぜひ気になる「おうちレジャー」を実行してみてください。
文◎濱田麻美
写真◎Shutterstock、O-DAN
