5月といえばゴールデンウイーク。ただ、お出かけするにもどこも混んでいるし、旅行価格も高めに設定されていて、「今年はおうちで過ごそう」と決めている方もいらっしゃると思います。そこで、ゴールデンウイークをおうちで楽しく過ごすための「おうちレジャー」のアイデアをご紹介します。第1回のテーマは「おうちごはん」です。
【アイデア１】
仲間や家族とホームパーティー
普段より時間がたっぷりあるゴールデンウイーク、お友達や仲間、家族や子どもたちとホームパーティーはいかがでしょう？ ご自宅にいながらも、非日常感が楽しめます。
パーティーというと、凝った料理を用意しなくてはいけないような気持ちになりますが、ピザやお寿司などをデリバリーで頼んだり、ホットプレートで焼肉をしたり、持ち寄りにしたり、簡単な料理でも十分です。もちろん、料理が好きな人はこうした機会に腕をふるうのもよいですね。
「今日はみんなでゲームをしよう」「ホラー映画を見よう」「カラオケをしよう」「学生時代に聴いていた懐かしの音楽をかけよう」など、パーティーのテーマを決めれば、さらに盛り上がるはずです。
子どもたちと飾り付けをしたり、お花を飾ったり、食器やクロス類を選んだり、会場をセッティングするのもワクワクしますね。
「ホームパーティーが楽しめる家にしたい」とお考えの方なら、キッチンとダイニングがつながった空間がおすすめ。中央にカウンターを置くアイランド型なら、家族やゲストも一緒に用意を手伝えて、ゲストと話しをしながら料理もできます。
【アイデア２】
外国の文化と一緒に料理を味わう
「海外旅行に行きたいけれど予算的に難しい……」という方は、手軽に異国気分を楽しむために作ったことのない海外の料理に挑戦するのもおすすめ。いつもとは違う異国の料理は、作るのもいただくのも新鮮です。
パーティーにもピッタリなスペイン料理「パエリア」。
例えばスペイン料理のパエリアやスペイン風オムレツ、フランス料理のラタトゥイユやガレット、スイス料理のチーズフォンデュ、ロシア料理のビーフストロガノフやボルシチ、メキシコ料理のタコスやチリコンカン、タイ料理のガパオライスやパッタイなど、作ったことはないけれど食べたことはあるという料理なら、味はわかっているので挑戦しやすいです。
料理を作ったら、盛り付けやテーブルコーディネート、BGMなどもその国のテイストに合わせるのもおすすめ。おうちにいながらも、レストランにいるような気分が楽しめます。料理と文化は深く関わっているので、その国の歴史を調べてみるのも興味深いと思います。
【アイデア３】
テイクアウトやデリバリーを楽しむ
最近ではテイクアウトやデリバリーができるお店も多く、「Uber Eats」をはじめとしたデリバリーサービスも充実しています。ゴールデンウイークに楽しむプチ贅沢として、ちょっと豪華なテイクアウトやデリバリーを利用するのもよいでしょう。
ゴールデンウイークは必ずといっていいほど人気店は混み合いますが、テイクアウトやデリバリーなら、専門店やレストランの本格的な味をご自宅で落ち着いてゆっくりいただけます。仲間や家族と楽しんでもよいし、頑張っている自分へのご褒美として一人で楽しむのもよいですね。
【アイデア４】
お庭やベランダで外ご飯
爽やかな風が吹く5月。お天気のよい日にテラスやベランダでご飯をいただくのも、リラックス気分を味わえそう。
ご自宅の庭で手軽に食事を楽しみたいという方は、お庭にウッドデッキを作るのもおすすめ。人工木を使ったウッドデッキなら、見た目は天然木のようですがメンテナンスが格段にラク。腐食やシロアリの心配もありません。
また、ベランダやバルコニーがあるお宅なら、ラグやチェア、テーブルを設置して、まわりの景色や移り変わる空を眺めながらお酒やご飯をいただくのも解放感があって素敵です。
空を見ながら、お酒を楽しむ贅沢な時間。
夕暮れになってLEDライトを灯せば、やわらかな明かりが心にくつろぎ感を与えてくれるでしょう。キャンドルやランタンなどもムードを高めてくれますが、火を使う場合は安全面に注意が必要。電源のいらない太陽光で充電できるソーラータイプのLEDライトなどもありますので、上手に使いましょう。
「おうちごはん」もアイデアしだいで、非日常的なイベントになるのでぜひ楽しんでみてください。第２回は日頃の疲れを癒やすための「おうちリラクゼーション」についてご紹介します。
文◎濱田麻美
写真◎Shutterstock
