暮らしの「夢」を叶えるリフォーム

　広々ときれいで使いやすいキッチンは多くの女性の憧れですよね。

「ショールームにいらっしゃるご家族を見ると、やはり奥様はキッチンに興味を持たれることが多いです。リフォームとしては、キッチンを広くしたいという要望をよく聞きます。

　ただ、キッチンの場所を変えようとするとかなり大がかりなリフォームになります。手軽にできる例としてよく行われているのは、少し前のマンションなどでよく見られた、小窓がついたカウンターキッチンの仕切りの壁を取り払うリフォームです。キッチンはもちろん、リビングもずいぶん広々と感じられるようになります。キッチンがオープンになって広くなると、旦那様やお子様など、みんなで料理できるのがメリットです。

　また、空間がオープンになってそこにアイランド型キッチンなどを置けるようになると、キッチンの背面を一面収納にできます。最近はおしゃれな家電が多いので、特に若い方にはこうした背面の収納を“見せる収納”にする方も多いです。

　そのほか、カウンター自体が石のように固いセラミックカウンターは、熱した鍋やフライパンなど熱いものをそのまま置けるし、焼き物なので傷が付きにくく使いやすいので人気です」

　もともと浴室は暮らしの中で、“体をきれいにする”、“体を温める”という役割を担っていましたが、現在はリラクゼーションやセルフメンテナンスの場にもなっています。

「ストレスの多い現代社会、浴室はリラクゼーションの場としての役割も大きいです。当社で扱っている、独自の薄膜吐水技術により、ベールのような約4mmのお湯が流れ落ちる肩湯や、リズミカルでほどよい刺激の肩ほぐし湯を実現する“アクアフィール”という商品も注目を集めています。入浴のときに冷えがちな肩がしっかり温められて、流れる水音なども耳に心地よく、リラックスできると大変好評です。ほかにも、やわらかい間接照明が使われていたり、お風呂で音楽が聴けたり、お風呂時間を充実させるアイテムがいろいろあります」

　お庭のリフォームのトレンドはいかがでしょう？

「新型コロナウイルスの世界的な蔓延により、これまで外に関心がいっていた方のおうち時間が増えています。それに伴い、お庭にも関心が集まっています。以前から、お庭にウッドデッキを作ってバーベキューをしたいといった要望は多かったのですが、最近では、お庭に“ガーデンルーム”という、季節を感じてくつろげるスペースを作るのが人気です。お部屋の延長のような感覚で使えるのが魅力です。

　それから、大きなお庭がなくても、お部屋からの風景を変えるためにエクステリアリフォームをご希望される方も増えています。ウッドデッキスペースや坪庭スペースを設けるだけで、お部屋からの景色ががらりと変わり、部屋にくつろぎ感が生まれます。