家族が長く過ごす場所を
まずは快適に!
リビングやキッチンは家族が集まる場所だけあって、汚れやすいうえに汚れが目につく場所でもあります。
「お掃除は自分と家族が気持ちよく過ごすためにやるものです。家族みんなが長く過ごすリビングやキッチンだけは、時間がなくてもお掃除しておきたいですよね。忙しくて毎日できないという人は、週に何回、何曜日にお掃除すると決めて、それを習慣にしてしまうとよいと思います」
たとえ10分間でも、ポイントを押さえればすっきりキレイになると、よしママさんはいいます。
スムーズに進めるため
まずは「片付け」を
お掃除を習慣にするために、まずぶつかるのは“片付け”という壁です。
家の中にモノが多すぎて、床やテーブルなどにも散乱していると、まずはそれを片付けすることから始めなくてはいけません。
10分間では、片付けだけで終わってしまうことも多いでしょう。
「お掃除をスムーズに進めるためにも、片付けは欠かせません。リビングやキッチンにモノがあふれているという人は、“リビングやキッチンなどの家族共有の場には私物を持ち込まない”、“モノの置き場所を誰でもわかるように決める”など、頑張らなくても片付いた状態をキープできるルールをつくっておくのもよいと思います」
床や机にモノが置いていない、見通しのよい部屋であれば、ホコリや汚れに気づきやすくなります。
また、一気に拭けるし、掃除機もかけられるので、スピーディーにお掃除が進みます。まずは、家族にも協力してもらって、片付けした状態を維持できるお部屋づくりを心がけましょう。
床とテーブルがピカピカなら
LDKはキレイに見える
テーブルや床にモノを置かないことで、いつでもお掃除できる状態に。
「たいていのお宅のLDKで一番面積をとっているのは、床やダイニングテーブルだと思います。だから、空間をすっきり快適に見せたいのなら、まずは床とテーブルをピカピカの状態にすることをおすすめします」
拭き掃除には、軽い拭き心地で抗菌性が高いマイクロファイバークロスを使用。
そこで、具体的なお掃除の手順を、よしママさんに教えてもらいました。
「まずはテーブルと床を、吸水性が高く、汚れがよく落ちて水っぽさが残らないマイクロファイバークロスでひと拭きします。床とテーブルがピカピカになることで、LDK全体がすっきり広く見えてくるはずです」
続いて、床に掃除機をかける前に、フローリングワイパーで部屋の端の部分(グロ)のゴミを一掃します。
「床と壁との境は、ホコリが溜まっていることが多い場所。放っておくと湿気もまじって床にこびりつき、さらにホコリが溜まりやすくなってしまいます。
私は、基本的にはフローリングワイパーでお掃除しています。そしてときどき、古いタオルなどで部屋の端の部分(グロ)と巾木の上を、まとめて拭き掃除しています。この巾木の上は、掃除機ではほこりがとれない部分なので、拭いておくと部屋全体がすっきり清潔に見えますよ」
部屋の隅を掃除したあとは、拭いたときに出てきたホコリなどをまとめて吸いとるように、床に掃除機をかけていきます。
よしママさんは現在キャニスター型の掃除機と、ロボット掃除機を使っているそう。今はいろいろなタイプの掃除機がありますが、それぞれメリットとデメリットがあるといいます。
「キャニスター型の掃除機は、吸引力の強さが魅力です。畳やカーペットのダニまで取ってくれるものも多いので、すっきり感を大切にしたい人には好まれています。一方で、重く、取り扱いにくいのがデメリットですね。
ハンディ型の掃除機はコンパクトなので取り扱いやすく、気になったところをちょこちょこお掃除するときには便利です。ワンルームなど、部屋数が少ないお宅にも適していると思います。一方で、キャニスター型に比べると吸引力が落ちる機種も多いようです。
ロボット掃除機のメリットは、何といってもラクなこと。留守の間にお掃除してくれて、すっきりキレイになっているのは本当に快適ですね。ただ、床に障害物を置かないようにしなければいけない、部分的に掃除ができない、音がうるさいなどのデメリットはあると思います」
それぞれに特徴があるので、自分の生活に適したものを、上手に選びたいところです。
キッチンで気をつけたいのが衛生面
ガス台のお掃除は、カット式台ふきん・使い捨ておしぼり・重曹水スプレーなどを使用。
よしママさんは、ガス台の下に100円ショップで買ったシートを貼っている。表面がツルツルしているので、汚れが落ちやすいのだそう。
ガス台はお弁当屋さんなどでもらえる使い捨てのおしぼりでひと拭き。熱いうちに拭くことで汚れが落ちやすい。
ガスレンジがまだ熱いときや、細かい部分を掃除するときは、使い捨ておしぼりを割りばしでつまんで拭き取るとよい。
食べ物を扱うスペースであるキッチンは、衛生面を考えてまめにお掃除することが大事です。
よしママさんは、シンク台やシンクの中、そしてガス台などが汚れたときに、すぐにお掃除することを心がけているそうです。
「ガス台は調理で火を使った後やお湯をふきこぼしたときや、魚焼きグリルを使ったあとなど、温まっているときが、水拭きでも汚れが落ちやすく、お掃除のチャンスです。使ったあとに手で軽く触って熱くないかを確認して、大丈夫そうだったらササッとお掃除してしまいましょう」
掃除の仕方としては、使い捨てのカット式台ふきんやおしぼりに、重曹を水で溶かした重曹スプレーを吹きかけて拭いていきます。熱すぎるところや、細かい隙間などには、割りばしなどを使うとよいでしょう。
自然界のメカニズムを使った地球にやさしい洗剤。
夜寝る前に排水口を中心にシンク全体にかけておく。
ガス台が終わったら、続いてシンクまわりを。食器洗い洗剤で一通り洗って流します。
また、シンク台をキレイに維持するために、よしママさんは、かけるだけで汚れがつきにくくなるクリーナーもときどき使用しているそうです。
「『バイオサイクル ディスポーザー用』という、自然派クリーナーを使っています。使い方としては、夜寝る前に、排水口を中心にシンク全体に垂らして一晩おきます。このクリーナーは排水口や排水菅の汚れをバイオの力で分解してくれるので、ぬめりなどはもちろん、ニオイまでなくなります。自然にやさしいバイオ菌を使っているということで、躊躇なく使えるところも気に入っています」
調理の合間にガス台とシンクをサッとお掃除しておくことで、すっきり清潔感のあるキッチンを維持することができそうですね。
「ポイントを押さえてお掃除すれば、ほんの10分間で、普段使うリビングやキッチンをすっきりキレイにすることができます。みなさんもぜひ習慣にしてみてください」
次回は、何かをやる「ついで」にできるお掃除についてご紹介します。
(第2回に続く)
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