しまい込むまずに使えるL字使いの棚板。
開発にも携わったLIXILの金児寛子が、「わが家にも欲しい」と着目したのが、「物入れタイプ」だそうです。
「とくにリビングにあるといいな、と思いました。家族の共有の場であるリビングは、どうしても散らかりがちです。私も、近藤さんが提唱されているように、『使うモノは使う場所で』を基本に収納していますが、使う場所が定まっていないモノが結構多く、それらがリビングに集まってしまうのです。 そうした雑多なモノをまとめて収めておくのには、全体を見渡せて管理しやすい『物入れタイプ』がぴったり。L字型の棚も主婦にとっては便利で、ストレスなく、毎日の家事がラクになりそうです」(金児)
このほか「クローゼットタイプ」は、ボトムス、トップス、コート類、履物などを仕分けしやすい構造、「デスクタイプ」はコンパクトな書斎スペースとしても活用できます。(クローゼットタイプは次回、詳しく解説します) 布団を使う方におすすめなのが「押入れタイプ」。幅1100㎜は、布団収納に最適です。
雑然としていた押入れも、ヴィータス パネルでスッキリ収納!
「布団を収納する棚は、下から2段目(床から350㎜)にしてください。通常の押入れは、真ん中に仕切りがありますよね。これは机の高さ(350㎜×2)ですが、これでは布団を出し入れしにくい。理想は、自分のひざより5センチくらい低い棚です。こうすると、少し前かがみになりますが、ひざや腰に負担がかかりません」(近藤さん)
とくに高齢になると、布団の上げ下げがつらくなるので、現在押入れを使用している方は、ヴィータス パネルの活用を考えてもいいかもしれません。 布団が不要になったら、布団を入れていた棚板を、より強度のあるデスク用棚板に変更して「デスクタイプ」にすることもできます。 こんなふうに、ライフスタイルの変化に合わせて部材を変えたり、追加したりすることで、より使いやすい空間をつくれるのが、ヴィータス パネルなのです。
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