
前回は、収納を飛躍的に変える「350㎜の法則」をご紹介しました。 今回は、奥行きのあるクローゼットや押入れで発生しがちな、「何がどこにあるかわからない」「奥に置いたモノが取り出しにくい」というお悩みに、ヴィータス パネルを使ってどう解決するか、引き続き住まい方アドバイザーの近藤典子さんとLIXILスタッフにうかがいました。
押入れのように奥行きがある収納は、容積は抜群です。けれども調子に乗って「まだまだ入る!」と、奥に詰め込んでしまうと、あとから取り出しづらくなってしまいます。取り出すのが面倒になると、1年に1回、それどころか引っ越して十数年来、奥にしまったモノには触れたことがない、なんていう事態になる可能性も。「そもそも何をしまったんだっけ?」と、忘れる人も少なくないのではないでしょうか。
だからといって、取り出しやすいようにモノを手前に置くと、結局奥の部分がデッドスペースになってしまいます。 「レールだけで棚板をヨコにしてL字型に配置することで、そうしたジレンマを解決してくれるのがヴィータス パネルのL字使いの棚板です。」と、LIXILインテリア事業部商品開発4グループ グループリーダーの倉田昌和は胸を張ります。