
キレイをキープするにはお掃除しやすい環境を作ることが前提条件です。整理収納ですぐにお掃除につながる環境を作り、お掃除を習慣にしていきましょう。
キレイをキープするにはお掃除しやすい環境を作ることが前提条件です。整理収納ですぐにお掃除につながる環境を作り、お掃除を習慣にしていきましょう。
日常の生活で手の届きやすい所に収納
お掃除の基本動作は「払う・吸う・拭く」です。埃を払う道具―はたき。埃や塵を吸う道具―掃除機。汚れを拭き取る道具―フロアワイパー・雑巾。これらの道具が「使いたい時に、使いやすい状態で置かれている」ことが理想です。まずは基本のお掃除道具がアクションをかけずに使える収納を目指しましょう。
コンロまわりの近くにコードレス掃除機をスタンバイ
汚れの大半は埃から生まれます。水気を嫌う襖や障子、壁全体についた埃をできるだけ早く取り除くことが汚れに発展させないコツです。はたきは、埃を舞い上げないように吸着させて取るのがポイント。上から下へ、ゆっくりとぬぐうようにして取り除きます。目線より上についた埃は見逃しがちです。下に落ちてきた埃だけでなく目が届かない所の汚れも意識しましょう。
埃は水分や油分と合わさるとべたついた汚れになり、掃除機だけでは取りきれません。そのためキッチン、洗面所などの水回りは、べたつく前に吸い取ることが一番手間のかからない方法です。コードレス掃除機はすぐにアクションにつながる便利なお掃除用品です。
使用済みの衣類やタオルを小さく切ったボロ布を準備
キッチンシンク回りでは調理中に水をこぼしてしまうこともしばしばあります。木製の床材はシミなりやすいため、水分は早く拭き取ることが肝心です。シンクの近くにフロアワイパーもしくは雑巾を設置しておけばすぐに水分を拭き取ることができます。使用済みの衣類やタオルを小さく切ったボロ布を準備しておくのも良いでしょう。汚れを見つけたら“ちょこっと掃除”をしてポイっと捨てればお掃除できます。
水まわりの近くにフロアワイパー・雑巾をスタンバイにしても
後回しにしがちなお掃除もやってみると案外簡単に終わるものです。初期段階で汚れを取り除くためには、お掃除までにかかる手間をいかに減らすかにあります。最初に取り除くべきは、「面倒くさい」と思う気持ちなのかもしれませんね。
NPO法人ハウスキーピング協会認定 1級認定講師(株)整理収納教育士 執行役員 特定非営利活動法人 日本防災士機構認定 防災士「モノ」は少なく「心」は豊かに!をモットーに、特技の整理収納とお掃除で“居心地のいいお部屋づくり”をサポートします。双子の育児経験から家事効率を上げる整理収納術を生み出し実践。日々の疲れが癒されるような、家族が喜んで帰ってくるような、明日また頑張ろう!って思えるような暮らしを目指します。