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ガラスの器を使った上質な雰囲気のテーブルコーディネート

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これからの暑い季節におすすめのガラスの器を使用した、”涼”が感じられるテーブルコーディネートをご紹介します。 ガラスの器は下のクロスが透けたり、季節によっては寒々しく感じるなど、扱いにくく思う方も多いかもしれませんが、ちょっとの工夫で上手に使うことができますよ。その透明感や繊細さ、上品さが夏の暑さを和らげてくれます。

今回は、ガラスの器を使って、手軽ながらも上質な雰囲気の食卓になるテーブルコーディネートの方法をご紹介します。

ガラスの器を使用したコーディネートのポイント

1、黒い皿を下に敷く。

ガラス皿の下に重い印象の黒の皿を下に敷くと、落ち着いた印象になり、上質な雰囲気にしてくれます。 器の色によって印象が変わるため、ポップなイメージやかわいらしいイメージなど、作りたいイメージに合わせて下に敷く器の色を変えましょう。

2、ガラス皿と黒い皿の間にペーパーナプキンをしく。

ガラス皿と黒い皿の間に和洋中などの盛り付ける料理に合わせたデザインのペーパーナプキンを敷きましょう。 和食なら、和紙や折り紙を敷いてもいいですね。無地のものなら料理の邪魔をしにくいです。柄があるものを選ぶなら、派手すぎないものにしましょう。 中華の場合は、黒と赤の折り紙を敷くのがおすすめです。 折り紙はそれぞれ1枚ずつ敷くのではなく、4分の1にカットし、ちょっとずらして赤と黒を組み合わせます。黒の折り紙に「シェイシェイ」と書くと、より中華風に演出できますよ。

7月7日の七夕には、笹の葉を敷いてもいいですね。このとき、爽やかに仕上げるなら黒い皿は敷かずに竹のランチョンマットの上に置くのがおすすめです。笹の葉でボートをつくって添えると七夕らしさをよりいっそう演出できますよ。

さて、次は、ガラス器を使用したワンランク上のコーディネートをご紹介します。

ガラスの器を使用したコーディネートのポイント

ガラスのボールに氷を入れ、日本酒やワインを入れましょう。目からも涼しさが演出でき、ワインクーラー代わりにもなりますね。このとき、氷と一緒に長さのある葉を入れると涼しげに仕上がりますよ。葉が太いものだと印象が強すぎてしまうので、細めの葉を選びましょう。

透明で何にでも合わせやすいガラスの器ですが、ガラスだけでまとめると、単調になりがち。。。 しかし、色の食器やペーパーナプキン、葉などと組み合わせることで、手軽に素敵な演出ができますよ。組み合わせを楽しんで、ガラスの透明感や抜け感を楽しんでくださいね。

これらのコーディネートを夜に取り入れて、キャンドルの火を灯せば、灯りがキラキラとガラス食器に反射してキレイですよ。 ガラス器を使用したテーブルコーディネート、ぜひお楽しみください。

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赤松 真紀子さん

フード&食空間プランナー。テレビ出演や雑誌などでも、笑顔の集まる食卓作りに、手軽なアイテムでのテーブルコーディネートをご提案。自宅サロン「M’s table」主宰。出張やスクールでの講師、企業さまや幼稚園ママ向けの講演なども担当。撮影や、テーブルコーディネート提案のコラム執筆など、美味しそうに見せる、楽しい食卓演出を広める活動や行事・文化を伝える活動。企業さまと消費者をつなぐ活動と多岐にわたる。

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