クナイプのバスソルトの秘密は"塩"にアリ!
歴史ある穴だらけの塩が使われている!
------バスソルトを入れると身体がポカポカするんですよね。
------そうそう。これって何か秘密があるんですか?
実は、身体が温まる秘密は “塩”にもあるんです!
クナイプのバスソルトに使用している塩は、2億5千万年前の古代海水を精製したもので、地下460mから汲み上げています。地下深くから汲み上げるから、現代的な化学汚染を受けていない海水がベースになっているんですよ。
ルイーゼンハルの調理用の塩
------2億5千万年前!? そんな歴史ある塩、どこでとれるんですか?
ドイツなんです。塩はすべてドイツで作ったものなんですよ。
ルイーゼンハルというヨーロッパで唯一窯焚き製法という昔ながらの伝統的な方法で塩を精製している製塩所から仕入れています。
ルイーゼンハルでは、クナイプのバスソルトに使用される塩と調理用の塩が作られているんですよ。
------昔の塩だから身体が温まるのはどうしてですか?
身体が温まる秘密は、塩の成分にあります。
この塩は、マグネシウム、カルシウム、鉄分などのミネラルが豊富で、そのミネラルのおかげで身体がより温まり、血行促進・発汗効果も実感できるんです。
さらに、クナイプのバスソルトは岩塩にハーブのエッセンシャルオイルや植物エキスを加えて作っています。窯焚き製法によって作られた塩は、ゴツゴツとしてチーズのような穴がたくさん開いていて、その穴にエッセンシャルオイルがたっぷり含められます。これが、クナイプのバスソルトがハーブの効果も目一杯取り込める秘密なんですよ。
ドイツと日本では"人気商品"に違いが見られることも!
ドイツではクナイプは「ご褒美」アイテム!
------クナイプはドイツ発祥とのことですが、ヨーロッパ人が“お風呂に浸かる”イメージはあまりなくて…。ドイツ人ってお風呂に入る習慣があるんですか?
ドイツでは、「スペシャルケア」として温泉に入る文化があるようです。
水着をつけて入る、療養的なイメージをしていただけると近いかなと思います。
------えっ!では、クナイプ製品はドイツでどう使われているのでしょうか?
贅沢な、とっておきケアとして使われているようです。「ご褒美」のような感じですね。
バスタブの作り自体が日本の“お風呂”とは違い、家族で同じお湯を共有するのではなく、パーソナルなものとして考えられていますからね。
ドイツではムーディな香りが好まれる?
------日本とドイツだと、好まれる香りも違いそうですね、ドイツでは、大人っぽい香りが好まれそう…!
そうですね。ドイツで売っているバスソルトは、日本で販売されているものよりもっと甘い香りや大人の女性っぽい香り、ムーディーなものが比較的多いように思います。
日本のクナイプでは、日本人の好みに合うものをセレクトしたり、日本用に開発したりして販売をしています。でも、どちらの国でも人気のバスソルトもあるんですよ!
------好みによって販売されている商品も異なるんですね? 日本用にも開発しているとは、知りませんでした!
日本はバスソルト売上No.1?! オリジナル商品の裏側
日本オリジナルの<サクラの香り>
30年前の日本上陸時のカタログと現在のボトルは似ている!
オリジナル商品があるのは日本だけ!
実は「グーテナハト バスソルト ホップ&バレリアンの香り」は、日本オリジナル商品として開発されたものなのですが、日本の商品をベースにして海外でも販売されるようになったんですよ。
------日本のものが海外に広まっているなんて、なんだか嬉しいですね
------日本開発のバスソルトについてもっと教えてください!
『サクラの香り』(限定商品・2017年9月現在は販売終了)も、日本オリジナルです。
開発は、成分や色、イメージに近い香りのアイテムを用意して「これよりもフローラルにしてほしい」などの希望を伝えて、サンプルを何種類か作成してもらいます。
サンプルを試し、ドイツにフィードバックして、またサンプルを作ってもらい…を何度か繰り返して、ようやくできあがるんです。
実は、クナイプの中で、バスソルトの売り上げは日本が世界でトップなんですよ。
30年前のドイツ製品(下)と日本上陸時のカタログ(上)、
今のデザインとほぼ同じ!
------へぇ~!日本人は入浴剤を使う方が多いことも関係しているのかもしれませんね。
------ドイツで販売されているものと日本のものとはパッケージが違いますよね?パッケージも日本独自なんですか?
よく気が付かれましたね! でも、実は日本のこのパッケージは、30年前のドイツの商品をベースにしてできているんです。そのあとドイツのデザインは変わったのですが、日本は30年以上変えずに販売をしているんですよ。
------そうだったんですね!
ドイツの方が日本で売られている商品を見たら、懐かしい~って思うかもしれないですね!
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