お風呂のソムリエ直伝!『バスリビング』

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ボディタオルの選び方

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夏日、猛暑日が梅雨時から続く今年の夏。外と内の気温差が激しいので、外に出た途端汗が流れ落ちるという方も多いのではないでしょうか。

汗をかいたら「はやく家に帰ってシャワーを浴びたい!」と思いますよね。

汗が付着したままの肌は臭いの元になるためゴシゴシ洗いたいところですが、紫外線を浴びている夏の肌はとてもデリケート。顔と同じようなケアをボディにもしてあげてほしいのですが、そんなことしていられない!という人も多いと思います。 だからこそ洗い方・洗う道具を選んで、大切なお肌を守ってあげたらどうでしょうか。

【ポイント1】素材

日焼けして辛い、子どもと一緒に使う、しっかり洗った感好き、背中のポツポツが気になる、などボディタオルは使う人の肌の調子や洗い方によって、選び方は変わります。 人気のある素材と洗い方、合わせて見ていきましょう。

●ナイロンやポリエステル

肌の弱い人が「合成繊維(ナイロンやポリエステル)は肌が荒れるから」という理由で使用しないとよく聞きます。 とはいえ、合成繊維には群を抜く魅力があります。それは「泡立ち」と「手ごろなお値段」。ゴシゴシ擦ると肌に傷がついてしまうので、泡を立てすぎた!というぐらい泡を立て、優しく撫でるように洗うとよいですよ。

●綿(コットン)

泡立ちはそれほどよくはありませんが、水分の吸収率が高く、泡が繊維のなかに潜り込むので、ボディタオルが肌を滑るような洗い方になります。綿のボディタオルを使用するときは、あらかじめ洗面器に泡立てネットで泡をたくさん作っておき、それをボディタオルにつけながら洗うことをおすすめします。

●麻(リネン)

耐久性は抜群で、濡れることが得意な麻は吸水力に優れています。適度なシャリ感があり、ほどよい泡立ち、しっかりサッパリ洗いたいときにお勧めです。

【ポイント2】形

体を洗うためのツールはボディタオルだけではありません。用途や目的にあわせていくつか用意しておくと便利ですよ。動物の毛などからつくられるボディブラシはほどよい刺激を皮膚にあたえます。天然素材のやわらかブラシ使えばドライブラッシングにも使えます。

・・・ドライブラッシングの方法・・・

入浴前の2~3分、足の裏から上の方向、先端から心臓方向にやさしく撫でるようにブラッシングするだけ! リンパ腺が刺激され、代謝をアップし、リラックス効果があるとされています。 肌荒れしているときや皮膚が柔らかい部位は避けてくださいね。

【ギフト人気、急上昇中】

贈りものとして人気がでてきたバスグッズ。その理由はシンプルで「毎日入るから。毎日使うから。」 ボディタオルもギフトとして人気があがってきました。これまでのように透明なビニールに包まれているものだけでなく、ボックス入りなどパッケージにもこだわったものが続々登場しています。ちょっとしたお礼やプチギフト、イベントの景品などにおしゃれなボディタオルはいかがでしょうか?

お風呂のソムリエ直伝!『バスリビング』

松永 武さん

お風呂のソムリエ。温泉入浴指導員。バスリエ株式会社 代表取締役。一般社団法人HOT JAPAN 代表理事。2005年お風呂グッズの専門店開業。お風呂は洗う「場」ではなく「暮らす」空間として提唱しお風呂を通じて暮らしを豊かにするため「全人類!お風呂のソムリエ化計画」を遂行中。

また日本の風呂文化普及のため2015年一般社団法人HOT JAPAN設立。現在、日本独自の文化と言える「風呂」のユネスコ世界無形文化遺産登録を目指し活動中。

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