簡単DIY!

お部屋の第一印象を劇的チェンジ

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「こんにちは、お邪魔します」と部屋に入った時に最初に目につくところ。それがフォーカルポイント。

絵を飾るのもよし、グリーンを置いてもよし。でも、お部屋の印象を一番大きく変えるのは、「面」を変えてしまう方法です。特に壁一面を大きく変えると部屋の印象は驚くほど変わります。板壁は収納力もアップするので、リビングダイニングや子ども部屋にもオススメです。今回は超簡単ローコスト。板壁の作り方をご紹介します!

「部屋の第一印象を変える!1x4で作る板壁」

【準備する材料】

・ワンバイ1x4 床から天井までの高さマイナス3センチ程度(ホームセンターやネットショップでカットしてもらえます)※

・水性ペンキ(今回はオフホワイト)

・はけ

・ペンキを入れる器

・養生シートや新聞紙

・電動ドライバー

・ビス

・吊り下げ金具

※参考サイズ(大橋家の場合)

縦材1x4材19x89x2370(8本)

横材1x2材19x38x390(12本)

部屋の第一印象を変える!1x4で作る板壁の作り方

床から天井までの高さから3センチほど短めの1x4板を準備

天井までの高さを測ったら、3センチほど短めの1x4を準備。今回はネットショップで注文しました。板壁は、板同士をピッタリくっつけるより、少し隙間を空けても素敵なので、板幅と壁幅がジャストサイズにならくても大丈夫です。

板を並べて横材で固定

今回は1×4材を6本と2本に分けて裏側で1×2材で固定。

ビスで止めるだけですが、1x4の板は硬いので電動ドライバーとドリルがあった方が楽にできます。最近は電動ドライバーも安価なものが出ましたね。この程度のDIYなら五千円以下の電動ドライバーでも十分です。

水性ペンキなら塗装ムラも目立たず匂いもナシ!自宅でも気軽に使えます。

ただし、ペンキが飛び散ると後始末が大変!できれば大きめのレジャーシートがあれば安心。クッション性のあるレジャーシートなら床の傷防止にもなります。

ペンキが乾いたら金具で設置

流行りのラブリコ※でも良いですが、ビスで止めると金具が見えずに見た目がスッキリします。今回は壁と壁板にオスメスになる吊り下げ金具を使い設置しました。(下地がある場所にビスを打ってください)

※DIYでよく使われる2×4材(ホームセンターで売られている規格サイズの長い木材)に専用のキャップを上下につけることで、天井と床で突っ張ることができます。女性でも設置できるので大変人気の商品です。 

立て掛けたらこんな感じ!

部屋の奥が戦場の後という感じですが、床にはクッション性のあるシートを敷いています。万が一、床に何か落としても傷がつきにくいので、心配な方は新聞紙より安心です。

完成!

造花をカゴに入れて引っ掛けてナチュラルテイストに!

サボテンも枯らすの!という方もよくお聞きします。最近の造花はかなり優れもの。鮮やかな色より、くすんだ色を選んだ方が安っぽさがバレません。

時計とグリーンをかけて遊びゴコロを。ポストカードやショップカードを並べるだけでも!

下地がない場所でも板壁ならバッチリ!重たい時計でも設置できます。またポストカードを置いている板は百円ショップのもの。白にペイントしています。

カバンを吊るしても!

その時のライフスタイルに合ったアレンジを楽しみつつ、お部屋の印象をガラリと変えてくれる板壁。収納にしてカバンやコートを掛けるのにも大活躍してくれます。大掛かりに見えますが複雑な寸法計算がないので、実は簡単!レッツトライ!

壁で部屋は変わる

今回はできるかぎり壁を傷めずにできるDIYをご紹介しました。賃貸だったり、新築だったりといった理由で壁に穴を開けることに抵抗がある人が多く、とても残念に思っています。

今まで我が家は賃貸で、これまで引っ越しを10回繰り返してきました。穴を開けても開けなくても戻ってくる敷金が変わらない場合もありました。2年も住めばクロスは日焼けや経年劣化で貼り替えになるケースもあります。ですので、我が家では快適に暮らすため、壁のDIYを楽しんできました!

持ち家ならなおさら。ずっと壁に穴一つなく暮らすことが、マイホームを楽しみ、快適に暮らせるというわけではありません。壁をどんどん活用して収納にしたり、インテリアを飾ったり、特に狭いからこそ壁を活用して欲しいです。我が家も壁を活用するようになってから雰囲気がガラリと変わりました。効果は絶大ですよ!

------教えてくれたのはこの方------

大橋 わかさん

大手カーテンメーカーを経て、青山の輸入家具・雑貨のセレクトショップでインテリアコーディネーターとして勤務。
個人宅と建売住宅のコーディネートを行う中で、「見せるためのインテリア」と「実生活でキレイを維持できるインテリア」は全く違うと知り、整理収納の大切さに気づく。 現在は「収納のチカラで叶えるインテリア」をコンセプトに“なんかいい感じだね”と言われるお部屋作りをご提案。訪問回数1000回以上から得られた「リアルに使える」ノウハウを皆さんにお届けいたします。 

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