藤山:目に浮かぶようです。要は、男はみんなバーテンダーになりたいんでしょ?私もちょっとなりたいですけど(笑)。
鈴木:そりゃそうよ。すべての男性の理想は「ウイスキーがお好きでしょ」のCMだからね(笑)。あれ、誰だっけ。小雪だっけ?
藤山:いや、いまは井川遥です。
鈴木:そう、井川遥が目の前でハイボールをつくってくれるようなバーで自分も飲みたいわけ。で、そのお店に自分自身が立ってもいい。そこまでいったら、もう人生の上がりだよ。
藤山:ちなみに、お店仕様のアイランド型キッチンって、シンクもコンロも両方ともアイランド側に入れるのですか?
鈴木:たいていそのパターンを要望されるね。
藤山:同じアイランド型でも、v排気が部屋のなかに漏れにくいというメリットがあるじゃないですか。
鈴木:あるね。確かに排気の処理はそのほうがラクだし効率的。しかも、見た目はアイランド型のキッチンがキープされているから、そのレイアウトはとても人気がある。設計事務所が手がけるキッチンに多いパターンかも。私もついついそういう図面を描いてしまうもの。それに、作業している人が、普通のおじさんでも格好良く見える。アイランド側の調理台と壁側のコンロを行ったり来たりしながら格闘している姿はなんともアグレッシブ。
藤山:昔の小室哲哉みたいな感じでしょ。キーボードを10台くらい並べて、前のヤツと後のヤツを同時に弾いたりするあれ。俺が回してます的な。
鈴木:若い人には分からないだろう、それ(笑)。
(つづく)
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