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フィンガーフードで楽しもう!

今フィンガーフードが話題です。手軽に片手でつまめてパーティーやギャザリングで大人気!
美しいフィンガーフードはインスタ映えも確実です。そんなフィンガーフードのおもてなしスタイルをご紹介します。

フィンガー・スイーツで大人のハロウィン・ティーパーティー!

初めまして!日本フィンガーフード協会認定講師、武田典子です。


日本でもすっかりイベントとして定着してきた「ハロウィン」。

幼稚園や学校、地域の子ども会などでも、今やハロウィン・パーティーは秋の定番行事となっています。 子どもたちの仮装のかわいらしいこと!仮装グッズもバラエティーに富んでいて楽しそう。

ですから、ハロウィン・パーティーといえば、どうしても子どものお祭り、というイメージの方も多いのではないでしょうか。もしくは渋谷スクランブル交差点の乱痴気仮装パーティー?!

どちらも関係ないわ、という方もいらっしゃるかとは思いますが、大人だってあのシンボリックなカラーやキャラクターにはちょっと心ときめいたりしませんか? “ゾンビメイクで渋谷”はムリでも、お家でしっとり雰囲気を楽しめるなら、ハロウィンも悪くありません。

幼稚園のお迎えまでの時間に、ママたちだけでティーパーティーなどいかがでしょう。今回は、大人のハロウィン・ティーパーティーのためのフィンガー・スイーツを4種類作ってみました。我が家のハロウィン・ティーパーティーにようこそ!


紫芋のミニ・タルト

ハロウィン・パーティーと言うからには、ハロウィンらしい色であったり、シンボルであったり、ハロウィンっぽいものを取り入れて雰囲気を出したいもの。せっかくお子さま抜きのパーティーなのですから、ちょっとオトナな感じに。

このタルトも、いかにも、と言う紫ではなく、シックなワインカラーにしてみました。安納芋をベースにした淡いオレンジ色のペーストに、市販の紫芋パウダーを混ぜて作っています。それを市販のミニ・タルトカップに絞り出し、あらかじめ焼いておいたコウモリ型のココアクッキーを乗せて、最後に真珠のようなアラザンを散らしたら、まさに「食べる宝石」になりました。



Point !

いつものスイーツを小さく作ってみる

紫芋のタルトのレシピは、インターネットの料理検索サイトにいろいろなものが載っています。すでに皆さまご自身もお得意レシピをお持ちかもしれません。それを、フィンガーフードとして小さくかわいらしく作るだけでぐっとおしゃれになります。また、ハロウィンが近くなると、お店には様々なグッズが並びます。ハロウィン用ケーキピックやマスキングテープなど、フィンガーフードのデコレーションに使えそうなものもたくさん。ぜひ、探してみてくださいね。



パンプキン・チーズケーキ

ハロウィンといえば、カボチャ。やっぱりこのオレンジ色を入れて雰囲気を出したいですね。同じレシピのカボチャのチーズケーキですが、2種類の器で作ってみました。左はミニ・ココットでスフレ風に。粉糖を雪のようにかけて。右はドイツの「WECK」という保存容器の極小サイズのもので、プリン風に。真ん中にパンプキン・シードを飾ります。どちらも直径5cmほどの小さな器です。



Point !

小さな器を揃えてみる

100円ショップや雑貨店、デパートの食器売り場などで小さな器を見つけると、フィンガーフードに使えないかとあれこれ思いを巡らせます。意外に食器売り場ではないところで掘り出し物が見つかることも。白い小さなココットやWECKのような蓋つきのガラス器なら、フィンガーフード以外にもソースやはちみつなどを入れたりして使えますし、いくつか持っていてもいいかもしれません。



ハロウィンは、古くはケルト人の祝祭日で、ご先祖さまの魂が家に帰ってくる日だったのだそうです。ただし、ご先祖さまたちだけでなく、悪い霊たちもこの世に降りてきてしまいます。そんな霊たちに取り憑かれたら大変、と魔除けのために炊いたかがり火。それがジャック・オ・ランタン、あのカボチャの提灯の始まりなのですって。

また、ホラーな流血のメイクや仮装をするのも、悪霊にとりつかれないように、彼らの仲間に見せかけるための扮装なのだそうですよ。



ハロウィン・パンナコッタ

ビターなコーヒーゼリーと2層のパンナコッタ。ユーモラスなガイコツのクッキーは、市販のプチ・クッキーにチョコレートペンで顔を描いただけですが、ちょっとハロウィンっぽくなったでしょう?



Point !

ゼリーはアガーで固める

今回はティーパーティーですので別ですが、フィンガーフードは、前菜からデザートまで一度にテーブルに並べてしまうことが多いので、デザートはどうしても長時間テーブル上に置いておかれることになります。ゼラチンを使ったゼリー類は、暖房の効いた部屋では、しばらく置いておくと溶けてサラサラになってしまいます。


フィンガーフードのおもてなしでは、そういう場合によく使われるのが、アガー。

アガーとは、海藻を主原料としたゼリーの素。透明度が高く、ぷるんとした柔らかい食感が特徴です。アガーを使ったゼリーは、ゼラチンと違って常温で固まり、暖房の効いた室内でも溶けないのです。ただし、アガーの粉末は水に溶かすときにとてもダマになりやすいのが難点。あらかじめ砂糖など材料の一部とよく混ぜてから水に振り入れるように注意しましょう。

そして、作業は手早く。ぐずぐずしていると室温で固まってしまいます。


おたまやスプーンはNG!


また、ゼリー液をガラス容器に注ぐ際には、おたまやスプーンでは扱いづらく、容器の縁を汚してしまいかねません。注ぎ口のついたメスカップなどに適量を移し替え、そこから注ぐようにすると、手早くきれいにできます。これはゼリーの場合だけでなく、スープやソースなどを小さな容器に注ぐ際にも言えることですので、メスカップをうまく使いましょう。



ダークチェリーのホラーケーキ

次は、ダークチェリーのチョコレートケーキです。ハロウィンらしく、ホラーなテイストで。台は普通のチョコレートケーキにお酒を染み込ませたもの。そこへ缶詰のダークチェリーを乗せて、とろりと煮詰めた血のようなシロップをかけたら楔のようなピックでグサリ。中世の拷問のイメージです。悪趣味かしら。でも大人のハロウィンならこのくらい刺激的でも。



Point !

シリコン型を活用する

ケーキは、シリコンの型に入れて焼きました。小さいものがいくつも一度に焼けますし、型に油を塗らなくても中身が簡単に外れてくれるので便利です。タルトカップを作るときのように、生地をしっかり押しつけて形作りたい場合には、柔らかいシリコン型ではなくて、アルミの型を使います。いろいろな形や大きさの型が売られていますが、まず一つを選ぶなら、直径4cmくらいの浅い円柱型がオススメです。ケーキはもちろん、ご飯を型抜きしたり寒天の型にしたりと、小さなサイズのフードをたくさん作るときにとても活躍してくれます。



ハロウィン・フィンガースイーツ全員集合。なんだかオーケストラのようですね、笑。


普通のチョコレートケーキもパンナコッタも、小さく作ってかわいく飾れば、特別な世界の主人公に変身します。忘れかけていた子どもの頃の遊び心を持って、自由に創造してみてくださいね。


そして、ハッピー・ハロウィン!

皆さまのパーティーが、楽しくありますように。次回は「クリスマスを彩るフィンガーフード」をテーマにお送りします。




------教えてくれたのはこの方------
武田典子さん
日本フィンガーフード協会認定講師料理教室「Amor a la Cocina(アモールアラコシーナ)」主宰。 夫の海外転勤により世界数カ国に駐在を経験。様々な世界の食文化に触れる。スペインのバルセロナ、マドリッドに駐在時、現地で学んだスペインの家庭料理が周囲で評判となり、料理レッスンを頼まれるようになったことがきっかけで、千葉県浦安市の自宅料理教室を開く。2017年には日本フィンガーフード協会認定講師の資格も取得。現在はスペイン料理とフィンガーフードをコラボさせたパーティースタイルの提案をしている。

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