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食べて綺麗になる今日のレシピ

毎日の食事。おもてなし料理。おやつの時間。どんなシーンでも、食べた分だけ美しくなれるヘルシーレシピをご紹介。
美味しくなるコツ、盛り付け上手になれるポイントを押さえれば、明日からの料理がもっと楽しく。

体が芯から温まる!手軽に作れて美味しい薬膳鍋のレシピ

こんにちは。料理研究家の梅原けいです。まだ暫く寒い日が続きますが、体調管理や風邪対策は万全でしょうか?寒い日が続くと、どうしても体が冷えてしまうもの。そんな時におすすめなのが体を芯から温める「薬膳鍋」です! 「薬膳」と聞くと、何となく「特殊な材料が必要」、「作るのが難しい」また、「薬の味がする!?」といったイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれません。


ですが実は、スーパーで手に入る馴染みの食材で「薬膳鍋」は簡単に作れます。

今回ご紹介する「薬膳鍋」は男性、女性問わず人気の「担々鍋」をベースにレシピを作っています。美味しくいただきながら体調が整う、心も体も温まる「薬膳鍋」をご紹介致します。

■薬膳とは?

東洋医学の考え方を中心にした食事法のことです。

健康保持、病気の予防、治療後の体調回復、老化予防を目的としていて、食材が持つ「薬効」の力で心と体のバランスを整え、からだをリセットしてくれると言われています。 それでは身近な食材を使って作れる「薬膳鍋」のレシピをご紹介します。

■担々ごま味噌薬膳鍋

材料4人分

豚ひき肉・・・・・・・・・300g

えのきだけ・・・・・・・・200g

大根・・・・・・・・・・・1/3本

生姜・・・・・・・・・・・40g

ニラ・・・・・・・・・・・100g

もやし・・・・・・・・・・150g

押し麦・・・・・・・・・・大さじ2

クコの実・・・・・・・・・30g

にんにく・・・・・・・・・2片

ごま油・・・・・・・・・小さじ2

豆板醤・・・・・・・・・大さじ1

オイスターソース・・・・大さじ1

水・・・・・・・・・・・2カップ

顆粒中華だし・・・・・・小さじ2

白すりごま・・・・・・・・50g

調整豆乳・・・・・・・・400cc

味噌・・・・・・・・・・大さじ2

花椒・・・・・・・・・・少々

作り方

1、野菜を切る。

えのきだけは根元を切り落として半分に切ってほぐす。大根は皮をむいていちょう切り、ニラはざく切り、生姜は薄切り、にんにくはみじん切りにする。もやしはさっと洗って水気を切る。

2、煮る。

土鍋に水、えのきだけ、生姜、押し麦を入れて火にかけ、煮立ったら大根を加えて約15分煮る。

3、炒める。

フライパンにごま油と豆板醤、にんにくを入れて中火にかけ、香りが立ったら豚ひき肉を加えて炒め、肉の色が変わったら、オイスターソース、水大さじ3(分量外)を加え、煮立ったら火を止める。

4、合わせる。

2に豆乳、すりごま、顆粒中華だし、味噌、山椒、クコの実を加えたら、もやし、ニラ、3を加える。蓋をして火にかけ、もやしがしんなりしてきたら火を止める。

<完成>

生姜や山椒、大根、ニラなど身体を温める食材をふんだんに使った、寒い季節にぴったりの薬膳鍋です。パンチの効いたひき肉は野菜との相性が良く、野菜がたくさん食べられます。 スープは豆乳と白すりごまのおかげでコクが増し、辛すぎないマイルドな仕上がりです。生姜の風味と旨味がたっぷりなので、そのままスープだけ飲んでも十分美味しいです!


具材を食べ終わった後の鍋といえば、〆のごはんもの!

白飯やうどんを入れるのが一般的ですが、今回は一味違う〆の一品をご紹介したいと思います。 用意するものはこちら。

切り餅(半分に切る)   6個(約300g)

シュレッドチーズ     100g

切り餅、シュレッドチーズを鍋に入れ、切り餅に火が通るまで中火で煮たら完成!

できあがりは、餅とチーズがとろ〜り。

担々ごま味噌スープの旨味を吸い込んだ餅に、とろとろのチーズは相性抜群です! 最後まで鍋の美味しさを堪能できる、癖になりそうな一品です。


では、今回の「薬膳鍋」で使用した食材に関して、それぞれの効能をお伝えいたします。

■綺麗を作る薬膳鍋の食材7つ

1、クコの実

漢方ではクコの果実を「枸杞子(くこし)」と呼び、抗脂肪作用、コレステロールの低下、美白効果、目の働きを調整する作用が期待できます。 クコの実は日本では一般的にドライフルーツとして流通していていて、スーパーの中華食材コーナーで手軽に手に入る食材です。

2、ニラ

身近に手に入るニラですが、漢方の世界では古くからその効用が注目されています。様々な薬効がありますが、主に身体を温め、冷えによる痛みやしびれを取り除く作用があると言われています。緑黄色野菜としてもたくさんの栄養素を含んでいるので、ぜひ積極的に摂りたい食材です。

3、大根

冬の野菜として有名な大根。春の七草に挙げられる「すずしろ」とは大根のことで、こちらも古くから民間療法で薬膳として用いられてきました。 大根の根には消化酵素が豊富に含まれ、消化を促進し、胃もたれ、二日酔いなどにも効果的と言われています。

4、生姜

生の生姜は「生姜(しょうきょう)」といい、乾燥させた生姜は「乾姜(かんきょう)」と言います。生姜は漢方薬のおよそ半分の種類に配合されていると言われるほど、その薬効について高く評価されています。生姜はからだを温めて発汗させる作用があるだけではなく、吐き気や嘔吐、咳を鎮める作用、健胃作用も期待できます。

5、山椒

香りが豊かで、ほんのわずかの量でも料理の味を引き立ててくれるのが山椒(さんしょう)です。 別名、花椒(かしょう)とも呼ばれ、身体を内側から温める効果があるので、特に冷え症の方にはオススメの食材です。

6、にんにく

にんにくは強い抗菌作用があり、漢方では赤痢になった際に使用されてきました。その他にも胃を温め、消化機能を助ける働きがあります。最近では生活習慣病予防にも効果があると言われていて、常食することで健康維持が期待できます。

7、大麦 

大麦は世界最古の穀物のひとつと云われ、そのまま炊いて食べる以外にも味噌、醤油、ビール、焼酎、麦茶の原料など、幅広く使われています。 胃腸の働きを高めて消化吸収を促す効果がある他、食物繊維が豊富なので、便秘解消にも効果的と言われています。


いかがでしたか。 体にも嬉しい「薬膳鍋」を美味しく食べて、寒い季節も体を冷やさず、風邪に負けずに元気に乗り切っていきたいものですね。

食べて綺麗になる今日のレシピ

料理研究家、フードコーディネーター。 栄養士の資格も持ち、日本野菜ソムリエ協会認定おやつアドバイザーの講師も勤める。企業や飲食店へのレシピ開発、コラム執筆、料理番組の出演、料理教室の開催、セミナー講師として多方面で活動する。
「食べて綺麗になる」をコンセプトに、ヘルシースイーツを中心とした幅広いレシピを紹介している。著書に「節約!冷凍レシピ 決定版」(宝島社)、「発酵いらずのちぎりパン」(ダイアプレス)などがある。

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