毎年3月22日は「世界水の日(World Water Day)」です。世界の水やトイレの問題について考えてみませんか?
LIXILのグローバルな衛生課題の解決への取り組み
LIXILは世界的な社会課題のうち緊急性が高く、またLIXILが専門性を活かして大きなインパクトを生み出すことができる分野をインパクト戦略の優先課題として定め、その一つである「グローバルな衛生課題の解決」に、「2025年までに1億人の衛生環境を改善する」という目標を掲げて取り組んできました。そして、この度、2025年12月をもって1億300万人の衛生環境を改善し、この野心的な目標を達成しました!(本結果は速報値です。)
結果の詳細はこちらをご覧ください。
ソーシャルビジネス「SATO」
LIXILはSATOの革新的な製品・サービスの開発・提供を通じて、世界中の人びとの生活の質の向上に貢献しています。SATOブランドの一例として、途上国向け簡易式トイレシステム「SATO Pan」と、ペットボトルを活用した手洗いステーション「SATO Tap」を見てみましょう。
SATO Panは、シンプルな構造で設置しやすい低価格なトイレシステム。上下水道設備がなく、衛生的なトイレが不足する農村や都市部周辺での利用を想定して開発されました。1L以下の少ない水で洗浄可能で、弁が開閉して排泄物を流せるため、流した後は弁が閉まることで、ハエなどの虫による病原菌の媒介や悪臭を低減する仕組みになっています。SATOブランドの製品は、軽量かつ耐久性のあるプラスチック素材でつくられており、持ち運びや設置が容易なため、輸送手段が限られている地方農村部で大いに役立っています。また、環境負荷を削減するため、原材料である化石燃料由来のプラスチックの代替品や、再生プラスチックの活用を一部の製品で始めています。
SATO Tapは、コロナ禍の拡大防止策として開発された製品です。水が容易に利用できない、手洗い設備がないといった地域のニーズに応えられるように設計されています。1回の手洗いに必要な水量はわずか100mlで、通常の水栓に比べて90%の節水を実現します。
