スタッフ記事
New
【開催レポート】体験して納得!浄水カートリッジ工場見学開催

多くのリクシルオーナーズクラブ会員さまからご応募いただいた「X-Water Fab とこなめ 浄水カートリッジ工場見学」を2025年2月6日(木)7日(金)の2日間で開催しました。当選されたリクシルオーナーズクラブ会員さまをご招待したイベントの模様をお伝えします!

 

スタッフ記事
【開催レポート】体験して納得!浄水カートリッジ工場見学開催

見どころいっぱい!工場見学スタート

寒波が来ていた2025年2月6日(木)7日(金)、半田工場 常滑東サイト X -Water Fabにて浄水カートリッジ工場見学を開催しました。

一般のお客さまが参加する初めての工場見学のため、スタッフ一同で緊張しながらお客さまをお迎えしました。INAXライブミュージアムにお集まりいただいた皆さまといざ浄水カートリッジ工場へ!

工場見学企画への想い

 

昨今、自然界には存在しないはずの化学物質、有機フッ素化合物PFAS(ピーファス)が全国各地で相次いで検出され、発がん性や子どもの発育への影響など話題になっています。

LIXILの純正品※1では、浄水器協会(JWPA)で定められた規格基準(JWPAS B基準)に規定された試験方法により、新たにPFASの一種であるPFOS、PFOAについて自社浄水カートリッジの実験を行い、そして結果※2を公表しLIXIL公式通販サイトLIXILストアで販売しております。

一方で、当社浄水カートリッジの模倣品、互換品(非純正品)の一部商品において、梱包材あるいはECサイト上に記載された材料表記には虚偽の内容が記載されており、性能を満たしていないものがあることを確認しています。

 

そこで、私たちLIXILは、お客さまに本当においしく安全で生活のクオリティを高められる水をご提供するため、社員一丸となって取り組み続けている様子を直接目で確かめていただこうと工場見学を企画しました。

PFASに関するニュースリリースはこちら

※1 OEM品、浴室用浄水カートリッジは除く。

※2 浄水器協会の規格基準(JWPAS B基準)に基づく試験にて、PFOSおよびPFOA(PFASの一種)が80%以上除去できることを確認しています。

 

 

モノづくりへの想い

浄水カートリッジの製造は、セラミックや活性炭といった原料の研究・調合など上流工程から、成形、組付け、検査、そして梱包にいたるまで、すべてLIXIL工場で行っているのが特長です。

今回の工場見学の舞台になった X-Water Fab のある場所は愛知県常滑市。

今回ご参加いただいたお客さまには、私たちLIXILのモノづくりの原点を感じていただけるINAXライブミュージアムへも足を運んでいただきました。

INAXライブミュージアムWEBサイト

水の飲み比べと展示コーナー

浄水カートリッジの種類にびっくり

工場見学は「水の飲み比べクイズ」からスタート。

普段「洗ったり」「流す」ことに使っている水道水、現代人には欠かせないペットボトルのミネラルウォーター、そしてLIXILの浄水栓で浄水された水の3種類の飲み比べクイズにチャレンジ!

普段から飲み慣れているペットボトルの水はまろやかで、おいしく感じるものの、普段比較することがない浄水された水との口当たりの違いなどの体験も。

続いて半田工場で製造されている浄水栓や浄水カートリッジが展示されたコーナーへ。

水道水から不純物を取り除いた浄水に、Suntoryの美味開発技術でミネラルエキスをプラスしたGreentapの試飲体験をしていただきました。

蛇口からすぐに冷たいミネラルin Waterを飲むことができ、皆さん興味深く担当スタッフに質問してくださいました。

Green Tapオフィシャルサイトはこちら

セラミックフィルター製造工程の秘密

いよいよ、浄水カートリッジの真ん中に入っているセラミックフィルター製造工程へ。

セラミックフィルター製造工程では、みんなから愛されキャラのスタッフEさんがお客さまをアテンドしました。

LIXILこだわりの原料の調合過程では、焼く前のセラミックを直接さわったり、押出形成・焼成して出来上がる三次元の複雑な細孔構造のセラミックをポキっと折ってみたりと、普段見ることができない工程説明に、皆さん真剣に聞き入ってくださいました。

普段からLIXILの浄水栓を愛用いただいている方は「中はこうなっているんだ~」と大変驚かれていましたよ。

きれいに並んでいる焼成されたセラミックは私も感動しました。

目の前で見る浄水カートリッジ生産の工程

浄水カートリッジの真ん中のセラミックフィルター製造工程を経て、続いて浄水カートリッジ成形の様子を近くで見学しました。

浄水カートリッジ生産工程では触ったり折ったり、近くで見たりたくさんの体験を用意してくれたスタッフOさんにバトンタッチ。スタッフの連携も準備通りでバッチシ!

そしていよいよ浄水カートリッジらしい形になっていく活性炭の成形です。

一瞬にして着肉する活性炭に一同驚愕の様子でした。出来立ての形成体を触って割ってみたり、乾燥前と後の違いを感じていただきました。

この後、乾燥工程を経た浄水カートリッジは、出荷に向け一つ一つの検査を行います。手術ルームと同じレベル環境のクリーンルーム。品質と衛生を徹底して出荷されていきます。

次世代の技術や製品の

研究・開発エリアに潜入

最後に見学したのは、研究と開発エリア。

私たちLIXILは、日本だけでなく海外向けの浄水カートリッジも作っているため、水の浄水機能や効果を追求する研究開発を行っています。お客さまにより安心して飲んでいただけるよう浄水性能評価など日々取り組んでいる様子をご覧いただきました。

 

浄水のこと教えて!

工場・研究・開発スタッフへのQ&A

工程見学のあとは、地元で評判の大蔵餅をおやつに、ハーブティーの飲み比べをしながらLIXILの工場・研究・開発スタッフへの質問タイムへ。

自然界には存在しないはずの化学物質、有機フッ素化合物PFAS(ピーファス)の除去に関する質問から、未来の浄水技術開発に関することなど、工場見学で感じていた疑問や事前に準備いただいた質問など、たくさんの声をいただいたことがすごく印象的でした。本当に多くの質問をいただき、ありがとうございました。

リクシルオーナーズクラブ会員さまからは聞きたいことを率直にぶつけていただき、改めて私たちLIXILのモノづくり、品質向上への取り組みをさらに追及していきたいと思いました。

工場見学も終わりに近づき・・記念撮影

全国からご参加いただきましたリクシルオーナーズクラブ会員さまからは、使っていただいているLIXILキッチンのお写真を見せていただいたり、模倣品・互換品展示コーナーでは浄水カートリッジの模倣品・互換品の見た目の違いなどについてお話しさせていただき、とても楽しい工場見学を開催することができました。

会員さまへのインタビュー

ご参加いただいた会員さまの声

最後にスタッフから

LIXIL各部門スタッフで皆さまのご参加を楽しみに準備してまいりました。

普段、LIXIL製品をお使いのお客さまと直接お話する機会がないスタッフも、今回の工場見学で楽しくお話させていただき、またアンケートでのお言葉も大変うれしく思っております。

今後もたくさんの方がご参加いただけるような企画をご案内していきますので、引き続きLIXILをよろしくお願いいたします。

ご参加いただきました皆さま、そしてご応募いただきました皆さまありがとうございました。

モノづくりが感じられる施設のご紹介

INAXライブミュージアム

INAX創業の地 愛知県常滑市で、やきものやタイルの展示に触れたり、ものづくりの一端を体験することで、発想から技術・製品まで、ものづくりの心を伝えます。

開館時間: 10:00~17:00(入館は16:30まで)

住所:愛知県常滑市奥栄町1-130

INAXライブミュージアムホームページはこちら

INAXライブミュージアムショップ

来館者に人気の、世界のタイル博物館1階にあるミュージアムショップ。オリジナルグッズをはじめ、やきもの関連の書籍、タイルコースターや手作りキットなど来館の記念となるアイテムがたくさん!ぜひお立ち寄りください。