

毎日使うところが汚れるのは当然のことですが、使う度に汚れるのなら予め『汚さない』ようにカバーをするという方法です。キッチンや玄関にマットを置いたり、テーブルにクロスや布団にカバーを掛けたりするように、「汚したくないもの」を「汚さない」ための対策です。手間はかかりますが、毎日お掃除することを考えるとずいぶん気持ちが楽になります。
毎日使うところが汚れるのは当然のことですが、使う度に汚れるのなら予め『汚さない』ようにカバーをするという方法です。キッチンや玄関にマットを置いたり、テーブルにクロスや布団にカバーを掛けたりするように、「汚したくないもの」を「汚さない」ための対策です。手間はかかりますが、毎日お掃除することを考えるとずいぶん気持ちが楽になります。
炒め物を作った場合、油はコンロを中心に半径2.2mの周囲に飛び散っています。調理の度にお掃除するのはかなり面倒。そこで手が届きにくい場所だけでもお掃除から解放されましょう。フィルムシールを壁に貼り、直接汚れがつくのを防ぎます。市販のフィルムシールには3層になっているものがあり、汚れが気になりだしたらシールを剥がすだけでお掃除終了です。
トイレの床や壁は尿跳ねで意外と汚れています。男性が立って使用した場合、1日のトイレ使用で約2000滴以上、壁には床から最大30センチの高さまで尿が飛び散っているという研究結果※1があります。気づかないうちに時間がたち、汚れが目立ちだしたときには既に遅く取れない汚れになっていることも。こんな場所こそ「防汚して汚さない」対策が必要です。尿跳ねがしやすい箇所にビニール素材のシールを貼っておくだけ。クロスを貼りかえるのは大変ですが、こちらはシールを取り換えるだけでオッケーです
※1出典→ライオン株式会社「トイレの豆知識」
カバーをしているから汚れを溜めていいわけではありません。カバーをする箇所は、直接汚れがつくとやっかいな汚れになる場所です。定期的にシールを取り替えましょう。キレイをキープするのに1番大事なことは“溜めない”ことですが、お掃除ばかりに時間がとれません。そこで、お掃除しなくてもいい方法として“抗菌して汚れない”と“防汚して汚さない”方法を取り入れるのです。これを上手く回していけば、ずっときれいな状態をキープできると思います。
NPO法人ハウスキーピング協会認定 1級認定講師(株)整理収納教育士 執行役員 特定非営利活動法人 日本防災士機構認定 防災士「モノ」は少なく「心」は豊かに!をモットーに、特技の整理収納とお掃除で“居心地のいいお部屋づくり”をサポートします。双子の育児経験から家事効率を上げる整理収納術を生み出し実践。日々の疲れが癒されるような、家族が喜んで帰ってくるような、明日また頑張ろう!って思えるような暮らしを目指します。