素敵なおもてなしを日常に。

秋の収穫に感謝 新米を楽しむテーブルコーディネート

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ライフスタイルインテリア季節

新米の美味しい季節がやってきましたね。 黄金に輝く田園風景の美しさには感動します。米という字は、八十八の農作業の大変さを表すといわれていますが、大切なお米に感謝し新米の美味しさをじっくりと味わいませんか。

今回は、100円ショップで手に入る升を使った新米を楽しむ和モダンコーディネートをご紹介します。

まず、お米を入れたグラスを升に入れ、テーブル上に飾りとして置いてみましょう。 いつもはお花を飾るテーブルコーディネートが多い方も、お米を飾ってみませんか。野菜や果物も添えて彩りをプラスしてもいいですね。

次に、大きさの違う升をずらしながら積み上げ、花を飾りましょう。高さを出すと立体感がでてテーブル上が華やかになります。 升は積み上げたものと、積み上げてないものを用意すると動きが出て華やかさが増しますよ。

最後に、テーブルランナーを敷き、積み上げた升や米を入れた升をリズムよく並べましょう。 ランチョンマットの替わりに和紙やコピー用紙を敷くのもオススメです。

さて、新米を楽しむ一汁三菜の基本コーディネートをご紹介します。

テーブルコーディネートというと堅苦しく感じるかもしれませんが、基本的な「ルール」があり、普段何気なく食べている和食も基本的な「一汁三菜」の置き場にルールがあります。

左手前にお茶碗。右手前に汁物。右上には主菜を、左上には副菜を、真ん中には副副菜を置くのが基本です。彩りを考え、見た目を素敵にすることで、よりおいしくご飯がすすみますね♪ お盆にセットすることで運びやすく、ひとり分の栄養摂取量とバランスが目に見えやすくなります。 また食事時間がばらばらなご家庭や、食事メニューが違う年齢層の場合など一汁三菜のセッティングがオススメです。

食欲の秋!風が心地よく感じる季節には、「新米を楽しむ会」や「収穫を喜ぶ会」など、自分たちが年中、何気なく食べている食材に感謝し、収穫時期を知ることは「食育」にもつながりますね。

家族の会話が広がる食卓を、みんなで囲む時間をお楽しみ下さい。

また、普段の食生活も「一汁三菜」のお膳セッティングで、バランスを意識して美味しく食べてくださいね。

素敵なおもてなしを日常に。

赤松 真紀子さん

フード&食空間プランナー。テレビ出演や雑誌などでも、笑顔の集まる食卓作りに、手軽なアイテムでのテーブルコーディネートをご提案。自宅サロン「M’s table」主宰。出張やスクールでの講師、企業さまや幼稚園ママ向けの講演なども担当。撮影や、テーブルコーディネート提案のコラム執筆など、美味しそうに見せる、楽しい食卓演出を広める活動や行事・文化を伝える活動。企業さまと消費者をつなぐ活動と多岐にわたる。

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