素敵なおもてなしを日常に。

季節や行事のカラーでひな祭りを楽しむ「春のお茶会テーブル」

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もうすぐひな祭りですね。ひな祭りは女の子の健やかな成長を祈る行事です。とはいえ、年に1度のひな祭り!大人も一緒に楽しんではいかがでしょう。

今回は、「ひな祭りのお茶会を楽しむテーブルコーディネート」をご提案いたします。

お茶会に「ひな祭り」を取り入れて、いつもとはまた違った楽しい時間を過ごしませんか? 大切な家族や友人とのお茶会の時間は、テーブルコーディネートによって空間を変化させれば、益々素敵な時間になりますよ。

ひな祭りのお茶会を楽しむテーブルコーディネートのポイントは3つです。

3つのポイント

①季節や行事のカラーを取り入れる

ひな祭りのカラーと言えば、菱餅の色にも表れているように、緑・白・桃色ですね。ひなあられもこれらの色のものがありますね。これらのカラーをテーブルコーディネートに取り入れるだけで、ひな祭りのテーブルを素敵に演出できます。お皿やテーブルクロス、ランチョンマット、花なら、これらのカラーを気軽に取り入れやすいです。”白い雪の下に、緑の大地があり、春になり桃が咲く”というイメージカラーの3色を取り入れることで、ひなまつりらしく演出できますよ。

②和と洋のテイストの食器を取り入れる

和食器のみでテーブルコーディネートをしようとすると、どうしても渋めのコーディネートになりがちです。ひな祭りは「和」の行事ではありますが、洋の器に和の塗りのワインカップなどを合わせ、和食器と洋食器を組み合わせて使う、スタイリッシュな和と洋のクロスオーバースタイルが現代のライフスタイルに似合います。

※クロスオーバースタイルとは、和洋折衷のこと。

③お重箱を使う

お正月にしかお重箱を使わないというのはもったいないです!ぜひお茶会でも使用していただきたいです。 シンプルでスタイリッシュなお重箱は高低差を出せてテーブルをおしゃれに演出できる上、重ねておけるのでテーブル上を省スペースに活用できます。さらには、食べないときはフタをしておけるので食べ物の乾燥を防げます。

ひな祭りのテーブルコーディネートをご紹介したところで、ひな祭りのテーブルに合うお菓子選びについてお伝えします。

ポイントは、ひな祭りの色やイメージに合ったものを選ぶこと。 選ぶカラーはやはり、緑・白・桃色です。

特別なものを用意しなくても、スーパーに売っているお菓子で十分素敵に演出ができます。今回は、「いちごチョコがかかったスティック状のプレッツェル」、「抹茶バームクーヘン」、「ひなあられ」を盛りました。 これらのカラーを全て揃えるのは大変!という方は1〜2色揃えればOK!ひな祭りの雰囲気を演出することができます。 お菓子をお皿に盛り付けるときは、桃の花を飾るとお皿の上が益々華やかに! 「桃の節句」とも言われるひな祭りには、”依代(よりしろ)”として神様が宿る「桃の花」を飾ります。花盛りの桃の季節、桃には厄除けや魔除け、長寿のパワーがあると信じられていますよ。

いかがでしたか。 今回は、ひな祭りのお茶会を楽しむテーブルコーディネート」をご紹介いたしました。こどもが成長すると、ひな祭りのお祝いをしなくなるものではありますが、日本人にとってひな祭りは大切な行事のひとつです。この行事をぜひ大人も楽しんではいかがでしょうか。

素敵なおもてなしを日常に。

赤松 真紀子さん

フード&食空間プランナー。テレビ出演や雑誌などでも、笑顔の集まる食卓作りに、手軽なアイテムでのテーブルコーディネートをご提案。自宅サロン「M’s table」主宰。出張やスクールでの講師、企業さまや幼稚園ママ向けの講演なども担当。撮影や、テーブルコーディネート提案のコラム執筆など、美味しそうに見せる、楽しい食卓演出を広める活動や行事・文化を伝える活動。企業さまと消費者をつなぐ活動と多岐にわたる。

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