書類整理をしていく時に大切なのは、大事、必要だと思ったものを、入っていた封筒のまま何気なく避けておかないことです。その中の何が大事なのか。まず入っていた封筒は必要ありませんよね。この時期に届いたもので例を挙げると、固定資産税の支払い通知で考えてみましょう。届いた時に大事だからと言ってどこか目に付く場所に置きますね。これがNGです。支払用紙以外のパンフレットや、支払場所を明記した紙も、確認したら終わりなので要りません。
また一括払い用と分割払い用の用紙が入っていますが、税金は一括払いでと決めているならば、分割払い用の紙も要りません。つまり必要なのは、一括払いの用紙、たった1枚です。この大切な1枚のために、何となく大事な紙が封筒のまま山になっていくから、後が大変なのです。
お子さんのいるご家庭では、学校プリントも頭を悩ませるものの一つですね。プリントの整理をしていくコツは、”その一枚が何なのか”を考えること。物の整理をする時には必ず種類別に進めていくことが、前回までのポイントでした。 しかし紙類は種類別に紙を分けていく過程は省きます。それは不要な紙が多いからです。1枚ずつ確認していくしかありませんから、 これは絶対に取っておかなくては!と思う1枚を集めていくうちに仲間が集まります。
必要だと思った紙は1枚につき1つのファイルを使用して、タグに名前を書きこんでいきましょう。学校プリントを例に挙げると、学年便り、学校便り、年間予定、連絡網、PTA、登校班、お知らせプリント、提出プリントなど。それぞれ1枚ずつファイルに挟みこんでいきます。整理が終わると、”学校プリント”という仲間が自然に出来上がります。
クレジットの請求書や電気・ガス・水道光熱費などは、デジタルに切り替えることで紙の処理の必要がなくなります。しかし1年間分は保存したいという考えのかたもいらっしゃいますよね。
そのような場合は、上の画像のようにポケットが12枚に分かれたホルダーを使って保存すると便利です。タグに数字を振って月ごとに収めていくことが可能です。上部の大きなタグには、”光熱費””クレジット請求書”など、中身が分かるように明記しておきましょう。
紙類を収納するファイルは山ほど出回っていますが、更にそれらを収納する入れ物は、A4サイズを基準に作られているものばかりです。小さい紙だから小さい物を利用せず、大きくても小さくてもA4の規格に揃えておくと、後の収納にも困りませんよ。
そして今後は、必要な紙しか家に入ってこないように、興味のないカタログや案内状は届かない手配を済ませましょう。これからは必要な紙だけを即日処理していくことを心掛けていきましょうね!
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