クリーミーで濃密な味わい
濃厚なクリームチーズを堪能できるレアチーズケーキを紹介します。
甘さ控えめでありながら、クリームチーズと生クリームの絶妙なコク深さがクセになる大人な味わい。レアチーズ部分はしっとりなめらか、土台のビスケットはザクザクしていて、食感の違いも楽しめる一品です。
このレシピの特徴は、チーズケーキ作りでネックとなる土台作りの手間が省けることです。
その秘訣はレシピ名にもなっている「グラス」にビスケットを入れる点にあります。
一般的な作り方は、全粒粉(グラハム粉)を練りこんで焼き上げた「グラハムビスケット」を粉々にくだき、溶かしたバターと混ぜて、底にしきつめます。
しかし、Mizukiさんの「グラス レアチーズケーキ」は、コンビニで売っているお好みのビスケットを手で割って、グラス容器に入れるだけなので手間と時間がかかりません。
「ビスケットを割る大きさはお好みですが、荒めにくだくとザクッとした食感を楽しめるのでおすすめです」(Mizukiさん)
また、長めに冷蔵保存しておくとビスケットがレアチーズになじみ、土台がしっとりします。出来たてと次の日で違うおいしさを楽しめそうです。
スイーツに合わせるのは、紅茶にジャムを溶かして飲む「ロシアンティー」。
「紅茶の芳醇な香りとジャムの甘みが、チーズの酸味とマッチします。紅茶は濃く淹れると、こってりとしたケーキに負けません。
ジャムは好きなものでよいのですが、今回ケーキに添えたブルーベリーに合わせて、ブルーベリージャムにしてみました。ちなみに、本場ロシアではジャムを口に入れながら飲むようです」
では、気になる「グラス レアチーズケーキ」と「ロシアンティー」の作り方を見ていきましょう。
グラス レアチーズケーキ
【材料】(250ml容器3個分)
- クリームチーズ
100g - 砂糖
30g - 生クリーム
100ml - レモン汁
小2 - ビスケット
40g - 粉ゼラチン
3g - 水
大2 - ※(好みで)ブルーベリー(他のフルーツでも代用可)
適量 - ※(好みで)セルフィーユ(ミントでも代用可)
適量
4.1のグラスに等分して注ぎ、冷蔵庫で4時間以上冷やし、仕上げにブルーベリーとセルフィーユをトッピングする。
ポイント
【準備編】
◎クリームチーズを常温に戻すのは、電子レンジでもOK。耐熱ボウルに入れた状態にて、600Wで20~30秒ほど温める。
◎ゼラチンのダマを防ぐには、水を入れた容器にゼラチンを振り入れてふやかすこと。順番を逆にしてゼラチンを入れた容器に水を入れると、ゼラチンの表面に膜ができ水が中まで浸透しないので、ダマになりやすい。
◎ゼラチンがふやけるのは3~5分ほど。レシピの順番通りに作ると、3の工程までには十分にふやけている。
【作り方編】
◎生クリームは乳脂肪分35%以上だとコクが出るのでおすすめ。さっぱりした味が好きな人は乳脂肪分が低いものを。植物性生クリームでも代用可。
◎ビスケットの代わりにクッキーでも作れる。写真見本は、ココナッツサブレを使用。
◎添えるフルーツは何でもOK。缶詰のパイナップル、みかんなどとも相性がよい。
ロシアンティー
ポイント
◎紅茶はティーバッグでOK。
◎紅茶を濃く淹れると、ジャムの風味に負けないのでおすすめ。同様の考えで、茶葉はアールグレイなど、香り高いものを使うとバランスがよい。
チーズケーキとロシアンティーを手作りしたら、サンルームでゆったりとカフェタイムを過ごすのはいかがでしょうか。
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