「自然の持つ甘み」を掛け合わせることがこのレシピのおいしさのポイントです。
以前に「角煮」を紹介した際は、糖を複合させるテクニックを紹介しましたね。 今回は香味野菜の甘み、豆の甘み、ハーブの持つ甘みのある芳醇な香り、鶏もも肉の脂身の持つ甘みを掛け合わせています。それでは、レシピをご紹介します。
材料:3〜4人分
鶏もも肉:1枚(300g)
ウインナーソーセージ:8本
ひよこ豆:150g
玉ねぎ:1/2個
にんじん:1/3本
セロリ:1本
にんにく:1かけ
パセリ:適量
ピクルス:20g
ローズマリー:2本
タイム:5本
トマト水煮缶:1/2缶(200g)
白ワイン:100ml
水:500ml
塩こしょう:適量
オリーブオイル:大さじ2
パン粉:大さじ4
使用する道具
包丁
まな板
ボウル
鍋
フードプロセッサー
木ベラ
作り方
1、玉ねぎ、にんじん、セロリは1cm角に切る。にんにくは皮をむいてつぶす。パセリ、ピクルスはみじん切りする。鶏もも肉は1cm角、ソーセージは1cm幅に切る。 (具の大きさを揃えることで、食べたときに口の中で全体がなじんでおいしくいただけます。)
2、トマト水煮をフードプロセッサーでなめらかになるまで混ぜる。 (なめらかにすることで、口あたりよく仕上がります。)
3、鍋にオリーブオイル、にんにくを入れて弱火で熱し、香りが立つまで炒める。 (弱火で炒めることで、にんにくの香りを引き立たせます。)
4、にんじん、セロリ、玉ねぎを加えて全体に油がまわるまで炒めたら鶏もも肉、ウインナーソーセージを加えて強めの中火でさっと炒め、白ワインを加えてアルコールを飛ばす。 (にんじん、セロリ、玉ねぎは弱火で炒めることで甘みを引き出します。)
5、ローズマリー、タイム、水、トマト水煮、ひよこ豆を加え、蓋をして弱めの中火で20分煮る。 (じっくり煮ることで素材のおいしさが煮汁に染み渡ります。)
6、蓋を外して水気を最初の水分量の1/3量程度になるまで中火で煮たらパン粉をかけ、250度に予熱したオーブンでパン粉がきつね色になるまで10〜15分ほど焼き、パセリをふる。 (パン粉はきつね色になるまで焼くと香ばしさが出て味のアクセントになります。)
鶏もも肉を最も美味しく食べられる方法の一つです。仕上げにエキストラバージンオリーブオイルをかけても美味しいですよ。ぜひ作ってみてくださいね!
会員登録 が必要です