大きくて深い物は、プラスチック製ならば軽いので他のもので代用が出来ません。反対に小さい物はレンジ可の食器でいくらでも代用が出来ます。物を整理する時には、こうして生活を見直して様々な観点から”何故それを必要としているのか”を考えていきます。
こちらの網とシール蓋のついたバッドは、下味をつけて時間を置くときに便利で、揚げ物の時には揚げ網としても使えます。
道具は一つの用途専用と決め込んでしまうほど増えてしまいますので、多用途に使えるものを選ぶという考えもあります。
収納の方法は色々ありますが、重ねれば幾らでも入るという考え方はしないようにしましょう。
何重にもなったボウルをまとめて出してから欲しい物を取るために上の物をよけて…ということの繰り返しで小さなストレスが蓄積して、何となくキッチンに使いにくさを感じるのかもしれません。
大小1個と決めたボウルがそれぞれ独立していたら楽ですよね。
鍋とフライパンの整理は一緒に行います。鍋=煮る、フライパン=焼くというイメージは払拭して考えていきましょう。
例えば下のフライパンと片手鍋は、大きさも形状もよく似ています。鍋で焼き物は出来ませんが、左のフライパンは鍋と同様のことを全てまかなえます。このくらいの18~22㎝のお鍋は、容量や重さが女性にとって使いやすいのでしょう、平均して3~5個くらい出てきます。コンロは8割近くのご家庭が3つ口なので定員オーバーです。
どうしてそこまで使い分ける必要があるのか、固定概念で用途を限定してしまってはいないか、しっかり見つめ直してみて下さい。
収納する時は鍋やフライパンも、可能な限り1個1個を独立させてあげましょう。
深い引き戸には鍋・フライパンラックがお勧めです。あまり安価なものはワイヤーが重い鍋を支えきれないので、強度を確かめて購入して下さいね。
薄型の引き戸が2段になっているキッチンでは、立てるまでもありません。平置きで見渡せるのが一番です。
開き戸の場合は高さがあればラックを組まれると良いでしょう。あまり高さがない場合には書類ケースを仕切り代わりに使用されることをお勧めします。
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