食べて綺麗になる今日のレシピ

健康美人は「赤身肉」でおもてなし!絶品ローストビーフのレシピ

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健康レシピビューティー

こんにちは!本日は、美容や健康効果が注目されている「赤身肉」を活用した、自家製ローストビーフの作り方をご紹介いたします。

ローストビーフは難しそう‥。という方もご安心ください!炊飯器を活用することで、初めてでも失敗なく、美味しく作ることができますよ。

「赤身肉」が美容・健康に良い理由

1.お肌の潤いを保つ効果

肌の表皮や真皮をつくるために必要なのは、タンパク質!不足すると肌の潤いが保てなくなり、乾燥肌、シワ…様々な肌トラブルの原因になってしまいます。「赤身肉」は脂肪分が少なく、タンパク質が豊富なため、お肌のためにも積極的にとりたい食品です。

2.集中力・物忘れ防止に!

集中力が続かない、最近もの忘れが多い…そんな経験がある方に、ぜひ摂ってほしいのが「赤身肉」! 赤身肉に含まれるタンパク質、鉄、ビタミンB群は、脳内のホルモン生成に役立ち、脳の状態を保つ効果があります。

3.余計な間食を防ぐ。

甘いもの食べたい!と体が欲している時、実はタンパク質不足の状態になっていることが多いといわれています。「赤身肉」を食べることでタンパク質がしっかり補給できるので、糖質の多い甘い物の間食を防ぎ、余分なエネルギー摂取を控えることができます。 そんな「赤身肉」の美味しさを活かした料理といえば、ローストビーフ! 炊飯器を使うことで、失敗せずに美味しく作れる、自家製ローストビーフのレシピをご紹介致します。

炊飯器で失敗なし!絶品ローストビーフの作り方

<材料> (4〜5人分・作りやすい分量)

牛もも塊肉・・・・・・・・・・・・・・・500g

塩・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5g

こしょう・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1/2

サラダ油・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ2

Aアンチョビ(ペースト状に包丁で叩く)・・2本

Aにんにくすりおろし・・・・・・・・・・・小さじ2

A醤油・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ2

Aトマトケチャップ・・・・・・・・・・・・大さじ2

A赤ワイン・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ2

いんげん(塩茹で)・・・・・・・・・・・・80g

塩こしょう・・・・・・・・・・・・・・・・適量

マッシュポテト・・・・・・・・・・・・・・適量

フライドオニオン・・・・・・・・・・・・・適量

<作り方>

1. 牛もも塊肉に塩、こしょうをよくすり込み、ラップで包んで2時間ほど常温に置きます。

2. フライパンにサラダ油を引いて強火で熱し、1の牛もも塊肉を入れて全体的に焼き色をつけます。(※焼いた後、フライパンは洗わないで下さい。)

3. 2を取り出し、ラップを2重にして包み、密閉袋に入れましょう。

4. 炊飯器にお湯1リットル(分量外)を炊飯器に入れたのちに冷水(分量外)を加え70℃にし、3を入れたら蓋をして、保温モードで約35分置きます。

5. 保温している間にソースを作ります。2のフライパンにAを入れて中火にかけ、とろみがつくまで煮詰めます。

6. 4のラップを外し、薄くスライスします。

7. 器に盛り付けて5のソースをかけ、いんげん、マッシュポテト、フライドオニオンを添えます。

見た目が豪華なローストビーフは存在感があり、おもてなしの際に喜ばれること間違いなし! 特製のソースが、やわらかくしっとりとした口当たりのお肉の美味しさを引き立たせてくれます。 口に入れた瞬間、肉の旨みがいっぱいに広がり、贅沢な味わいです。

 

美味しいローストビーフを作るコツ3つ

1、塊肉は焼く前に常温に戻しておく

冷蔵庫から取り出したばかりの塊肉は、内部が非常に冷たい状態です。そのまま調理すると中心までなかなか火が通らず、焼き加減にムラが出てしまいます。塩こしょうをふってなじませたら、2時間は放置して常温に戻しておきましょう。

2、強火で表面をしっかり焼く

美味しいローストビーフは、表面にしっかりと焼き色をつけるのがポイントです! 焼いている間は終始強火で、表面に軽く焦げ目が入っても問題ありません。しっかり焼くことで、肉汁が中に閉じ込められ、香ばしさも増します。

3、炊飯器の保温機能で温度を保つ

炊飯器の保温機能を使うことで、温度が一定に保たれます。お湯の中に入れて余熱を利用することで、内部にじっくり火が通ります。このように低温調理することで、切った時の肉汁の流出を防ぎ、やわらかなピンク色のローストビーフに仕上がります。

<番外編>次の日のランチに!ローストビーフが余った時の贅沢丼

おもてなしの料理で大活躍のローストビーフですが、お客さま用にたくさん作ると、余ってしまうこともしばしば。 そんな時にオススメなのが、ローストビーフを贅沢にご飯にのせたローストビーフ丼。ソースを少しアレンジすることで、ご飯との馴染みが良くなります。

自家製ローストビーフ丼

<材料> 2人分

ローストビーフ(薄切り)・・・200g

ご飯・・・・・・・・・・・・・2膳分

ローストビーフソース・・・・・大さじ2

醤油・・・・・・・・・・・・・小さじ1

卵黄・・・・・・・・・・・・・2個

<作り方>

1、丼にご飯を盛る。

2、ローストビーフをのせ、ローストビーフソースに醤油を混ぜてかけたら、卵黄をのせる。

ほかほかのご飯に、旨味たっぷりのローストビーフ、特製ソースが絡まって至福の味わいです。 ほんの少しのアレンジでまた違った美味しさが楽しめますよ。

美容・健康効果の高い「赤身肉」のローストビーフ。コツさえつかめば失敗することもなく、一品でテーブルが華やかになるお役立ち料理です。 自宅に人が集まる時、レストラン風のおもてなしをしたい時、ぜひ参考にしてみて下さいね。

食べて綺麗になる今日のレシピ

梅原 けいさん

料理研究家、フードコーディネーター。 栄養士の資格も持ち、日本野菜ソムリエ協会認定おやつアドバイザーの講師も勤める。企業や飲食店へのレシピ開発、コラム執筆、料理番組の出演、料理教室の開催、セミナー講師として多方面で活動する。
「食べて綺麗になる」をコンセプトに、ヘルシースイーツを中心とした幅広いレシピを紹介している。著書に「節約!冷凍レシピ 決定版」(宝島社)、「発酵いらずのちぎりパン」(ダイアプレス)などがある。

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