シンク以外では、汚れが一番気になるのは火まわりです。油や蒸気が上がるので、どうしてもべたついた汚れの元になります。
「換気扇のフィルターやオイルたまりなどは、できれば年に1~2回は洗っておきましょう。最近私は『オキシクリーン』という酸素系漂白剤を使うことが多いです。大きなゴミ袋にこれを溶かした溶液を入れ、フィルターや五徳、レンジグリルのトレーや網などを1~3時間漬け込んでしまいます。そうすると主な汚れは浮いてきますから、あとはゴム手袋をして、クレンザーなどを使って頑固な汚れを落とします。どうしても落ちないものは耐水ペーパーで磨くといいですよ」
そして、排水口の奥も徹底的にきれいにしてしまいましょう。5年くらいで排水口からつながるパイプが劣化することはありませんが、どうしても細かいゴミや油などが落ちるのでパイプの中に汚れがこびりついてしまいます。
「排水口のクリーンアップには、いくつかの洗剤を使い分けています。『お願いだから5日間待って』というタブレット状の洗剤があります。これは、錠剤で排水口の近くに縛っておいておくと、納豆菌の仲間が5日間かけて徐々に溶け出し約1カ月間、納豆菌が排水口、排水管の奥の方まで広がって汚れを分解し続けてくれます」
時吉さんは、シンクで食器や鍋を洗うときには、「緑の魔女」というドイツ生まれの洗剤を使っているそうです。
きれいに磨き上げたキッチンはとても気分がいいもの。料理もますます楽しくなりますね。けれど、磨き終わったら、もう一度キッチン全体を眺めてみましょう。すると、ちょっとくたびれた部分が見えてきます。
次回はそうした細かい部分の交換などを考えていきましょう。