「ガレージは大きく分けて2つあると思います。1つは、家族が乗るためのファミリーカーを収納するためのガレージ。もうひとつは、自分だけの愛車、例えばスポーツカーやオープンカー、あるいはちょっと高級なクルマを収めるためのものです」
その2つで大きく違うことはあるのでしょうか。
「基本的な部分では大きく変わることはありません。けれど、使われ方が違ってきますね。なので、ご家族を説得するにも、アプローチの仕方が変わってくると思います」
なるほど。ではまず、ファミリーカーを入れるガレージというのは、どんな使い方をする傾向があるのか、教えていただきましょう。
「日本はガレージの形態が独特です。アメリカなどは、住宅の敷地面積が広いので、母屋とは別にガレージを建てます。けれど日本は、とくに都市部では敷地面積が狭いし、狭小住宅が多いので、母屋と一体になったビルトイン式のガレージを作ることが多いんです」
ビルトインにすることで、メリットがあるのでしょうか。
「一番のメリットは、雨の日でも濡れずにクルマに乗り込めるということです。カーポートの場合、クルマの上に屋根があっても、そこまでに行くうちに人が濡れますし、風が強ければクルマは雨にあたりますし、枯れ葉やゴミも入ってきます。そういうものが入ってこないだけでも、ガレージはクルマにとってはいいんですよ」