シャワー・ド・バスで、真冬も全身ポカポカでいこう!(後編)

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老後健康リフォーム事例

体が芯から温まってポカポカしてくる

シャワー・ド・バスを導入したお風呂場。

 お風呂場に入ると、まずは風呂椅子に腰かけながらシャワー・ド・バスの全身シャワーを5分ほどゆっくり浴びる。それからハンドシャワーで体を洗い、最後にもう一度全身シャワーを2、3分浴びてお風呂場を出る。
 それがお気に入りの使い方と、中込さんは言います。

「最初に5分ほど全身シャワーを浴びると、体が芯から温まってポカポカしてきます。お風呂場の寒さもまったく気にならないですね」

 特に中込さんが気に入っているのは、上部のアームの角度や、お湯が霧状に噴出する10ヵ所のシャワーノズルの角度が自由に変えられることだそうです。
「肩や背中、ツボなど自分が心地よいところにお湯が噴出するように角度を調節して使うと、本当に気持ちよくてリラックスできるんですよ」と中込さん。

上部のアームの角度や、お湯が霧状に噴出する10ヵ所のシャワーノズルの角度が自由に変えられる。

 また、以前のお風呂場にはハンドシャワーと洗面吐水しかありませんでしたが、全身シャワー、ハンドシャワー、洗面吐水、鏡、カウンターが一体になったシャワー・ド・バスを導入したことで利便性も向上したそうです。

「以前は鏡がなかったので、髭剃りは脱衣所の洗面台で行っていました。でも、これからは全身シャワーで温まりながらゆっくり髭剃りができます。全身シャワーは両手が使えるのがいいですね」

 一方、奥さまはシャワー・ド・バスのハンドシャワーが便利だと感じているのだとか。

「シャワーヘッド部分に手元スイッチがついているので、カウンター下のハンドルを操作しなくても、手元でシャワーを出したり止めたりできるのが女房は気に入っていますね」

シャワー・ド・バス導入前

シャワー・ド・バス導入後

長年の悩みだった膝の痛みが緩和された

「膝を含めて下半身全体が温まるのが分かる」と中込さん。

 もう1つ、中込さんが効果を実感していることがあります。

「若いころ、柔道で右膝を痛めてしまって、いまでも寒くなると痛みが出るんです。全身シャワーを浴びるときは膝にお湯が当たるようにノズルの角度を調節して使うのですが、そうすると膝を含めて下半身全体が温まるのが分かります。
 これまでは夜寝返りを打つと右膝に痛みを感じたのですが、シャワー・ド・バスを使いはじめてからは右膝の痛みがなくなったんです」

 実際、ハンドシャワーのみを5分間浴びた場合と、シャワー・ド・バスによる全身シャワーを5分間浴びた場合の中込さんの体の表面温度をサーモグラフィで測定したのが以下の写真です。

 上半身は同じように温まっていますが、下半身の体表温度には歴然とした差が出ています。
 中込さんが実感している通り、全身シャワーを5分間浴びた場合は、下半身、特に膝から下の部分がとても温まっているのです。

【左】ハンドシャワーのみを浴びた5分後の体表温度。【右】シャワー・ド・バスによる全身シャワーを浴びた5分後の体表温度。

シャワー・ド・バスを経験すると、
以前には戻れない

 中込さんご夫妻はシャワー・ド・バスを導入して大きな効果を実感していますが、「実家のお風呂場は、恐くて入りたくないぐらい寒い」と言っていたご長男・和仁さんの感想はいかがでしょう?

「実家にシャワー・ド・バスを導入したことは、安心にもつながる」と和仁さん。

「よかったです! 湯船に浸かったのに近い感覚がありました。私の家はお風呂場に暖房機能を導入したのですが、シャワー・ド・バスがあれば暖房機能がなくてもいいんじゃないかと思えるぐらい全身が温まりました。シャワー・ド・バスを1回使っちゃうと、それ以前の暮らしには戻れない感じですね(笑)」と和仁さん。

 実家にシャワー・ド・バスを導入したことは、安心にもつながると和仁さんは言います。
「両親はシャワーだけで済ませることが多かったので、特に冬場は寒さが身に堪えるだろうと健康面での心配がありましたが、シャワー・ド・バスがあると少し安心できますね」

孫の千尋くんも
シャワー・ド・バスがお気に入り!

 もう1人、気になるのが中込さん最愛のお孫さん・千尋くんの反応です。千尋くんもこのお正月にご長女と一緒に帰省し、シャワー・ド・バスを初体験したそうです。

「『お風呂場が寒い』と言って嫌がってたのですが、シャワー・ド・バスがついてから喜んでお風呂に入るようになりました」と中込さん。

自分で上部のアームの角度を調節しながら全身シャワーを浴びる千尋くん。

 これまで千尋くんは寒さをがまんしながら急いで体を洗って湯船に浸かり、さっさとお風呂から出るという感じだったといいます。
「それが、シャワー・ド・バスにしてからはお風呂から出たがらないんですよ(笑)。アームやノズルの角度を自分で調節できるのが楽しいみたいで、ずっと浴びていますね」と中込さんは笑顔で語ってくれました。

 寒すぎるお風呂場にシャワー・ド・バスを導入し、お風呂場を健康で快適な空間に変えた中込さんをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
 入浴をより健康・快適な時間にするために、ぜひ参考にしてみてください。

文◎桑原菜穂子 撮影◎石原敏彦

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