【頭にタオルを】
頭にタオルをのせているおじさんのイメージ
温泉にいくとタオルの置き場に困りますよね。湯船につけるのはマナー違反だし、かといってポケットはないし・・・。じゃぁどうすれば?
正解は「頭にタオルをのせているおじさん」。
置き場がなくて置いているだけじゃなくて、実は理にかなっているのです。立ちくらみは、頭の血流量が減っておこるため、タオルで保温してあたためることで、頭の血管を開くことができるのです。すると浸かっている部位とのバランスがよくなるのですね。露天風呂では濡れたタオルは冷たくなってしまうので、乾いた状態で帽子のようにくるんでおくのがよいです。しかし、基本は「頭寒足熱」。長湯は禁物。のぼせちゃいますから。あまりの心地よさと解放感にずっと浸かっていたい気持ちもありますが、頃合いを見て内風呂に戻りましょう。
【私の好きな露天風呂巡り】
城崎温泉 山本屋
城崎温泉といえば、『七湯めぐり』 。
本来一日に何回も温泉に入るのは体への負担が大きくてオススメ出来ないですが、城崎の湯は非常に優しいお湯で湯巡りが心地よく楽しめます。地ビールを飲んだり。城崎と言えばカニを食べたり。食の楽しみも豊富な城崎。実は宿泊させていただいた山本屋さんのご主人は城崎温泉の観光協会の理事さん。昔は東京からのお客様を増やそうとされていたそうですが、今では「浴衣の似合う街」としてPRしたところ外国からのお客様が増加したのだそうです。風情あふれる街並みは浴衣姿の観光客で完成される。優しいお風呂、美味しいご飯や地ビールのおもてなし。城崎では宿での内湯を増やさず湯巡りを楽しんでいただく街全体で取り組みをされているとのことで感動しました。ちなみに冬場の七湯めぐりのポイントは、宿から一番遠い場所から巡ること。寒いですから、最後はホカホカになって宿に辿りつくというコースがよいのです。
城崎温泉の街並み
お風呂での事故は自分の注意次第である程度避けることができます。家族や仲間との温泉旅行、最初から最後まで楽しい思い出となってほしいと思います。
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